ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

潔い生き方

こんにちは。ぼーんぐんです。

みなさんは椿の花はお好きでしょうか。

椿は日本古来から愛されている花。多数の園芸品種があり海外でも庭木として人気が高まっています。

私のお気に入りの品種は「玉の浦」です。

鮮やかな濃紅色地に白覆輪の一重咲きで、中輪の椿です。

長崎県五島市玉之浦町の野生ヤブツバキから発見された品種だと言いますが如何でしょうか。

なんとなく日本カラーで良いと思いませんか。

椿と似た花に山茶花サザンカ)があります。この二つの花は開花時期や花弁の散り方で区別ができます。

椿の花の散り方は花弁を散らさずに花ごとポトリと落とします。対して山茶花は花弁がバラバラに散っていきます。

そうしたことから、かつての武士は斬首刑を連想し椿の花を嫌ったそうです。私は散り際のスパット潔い良いところが好きなんですが、これは好みの分かれるところですね。

みなさんは如何ですか。

私たちの職場では、働き方や生き様が潔の良い方がおられます。そのような方は惰性で流されて生きているのではなく、信念をもって主体的に生きてらっしゃいます。

格好いいですね。

瀬戸内寂聴さんは「今日を生きるための言葉」のなかで潔い生き方についてこう述べてらっしゃいます。

潔い生き方とは、嫌なことはさっと忘れ、今を精一杯生きることにひたすら情熱を傾け、自分で選んだ道は自分で責任を持つ。そんな生き方だと私は思います。

さあ、あなたは椿の花の散り際のように潔い生き方をなさっていますか。

私はそうありたいと思っています。

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