ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

人となり

こんにちは。ぼーんぐんです。

みなさんは、漫画をご覧になりますか。昭和の時代は「サンデー」「マガジン」「ジャンプ」「チャンピオン」と子供向けの週刊漫画が花盛りでした。

そんな少年が大人になって通勤電車内で漫画を読む姿は、大人たちには奇妙に映りました。と言いますのも当時のサラリーマンが手にするのは日本経済新聞と相場が決まっていたからです。

今はもう、通勤電車で新聞を読むサラリーマンの姿も、漫画を読む姿も見かけません。スマートフォンの時代だからですね。そこでは、ネットニュースを読んでいようが、漫画を見ていようが、はたまたゲームをしたとしても傍目からは区別がつかないのです。

時代は変わりました。

そのような現代の漫画大好きサラリーマンに人気の話題作があると言います。みなさんは何だか察しがつきますか。その漫画はこんな名前です。

ケンシロウによろしく」

ご存じない方へ向け簡単に紹介しますね。

「漫画の主人公は、”北斗の拳”のケンシロウに憧れる少年でした。幼い頃、貧しいながらも母と二人で楽しく暮らしていた主人公は、ヤクザがもとで家庭が崩壊します。

少年は心に誓います。北斗の拳の主人公 ケンシロウが使う北斗神拳を身につけて、”ヤクザに恐怖を与えて苦しみを与える”んだと。厳しい修業を行います。ひたすら身体を鍛え、人体のツボを勉強続けること30年。そして超一流のマッサージ師になったのです。

そして復讐の時が訪れました。自分の客として目の前に”家庭をぶち壊した憎いヤクザ”があらわれたのです。

しかし超一流のマッサージ師になった彼は、ヤクザの体に触れたとたんに分かってしまったんです。復讐相手のヤクザが、既に末期がんを患っており、寿命三ヶ月程度しかない事実に。

そうなんです。既に自分が手を下す前に相手は死のうとしている。

彼は葛藤の後、”ある決断”をします。

”天才”となった彼の拳に宿ったのはコロシの技術ではなく、人をシアワセにするテクニックだったのです。」

如何でしょうか。何だか面白そうですよね。

人はみな自分の叶えたい目標をもって社会に出ます。苦しい事にも耐え忍び、日々鍛錬をして目標を達成します。

しかし到達した世界が思い描いていた世界とは違ったり、そこから見える景色が違っていたら。さて、みなさんは如何なさいますか。

予定通りの人生を歩み続けられる人はいないものです。想定と違った時にこそ、人となりを知る事が出来るものです。

さあ、あなたの目標への到達点は何合目でしょうか。

そこで見える景色は如何でしょうか。

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