こんにちは。ぼーんぐんです。
SNSで先ほどこのような動画を見ました。みなさんは何の教えだと思いますか。
毎日できる仕事だけする。
指示された事だけこなす。
誰でもできる事しかしない。
新しい事に挑戦しない。
責任のかかる立場の仕事はしない。
お客様対応は人任せ。
関係ない人とは喋らない。
タイトルは「出世しないために」とありました。まだ投稿して間もないのかコメントは僅かでしたが、一定数の肯定派がいました。
これが現代の理想の働き方なんでしょうか。
「先輩の仕事ぶりを見て盗め」と言う時代からは想像もつかない言葉が並んでいますが、本心から出世を望まない人などいるのでしょうか。
それとも「余計な事はするな。目立たないことが現代の出世の手引きなのだ」と読み取るのでしょうか。
そういえば以前面白い社員と雑談したことがあります。彼曰く「学生時代に私はアルバイトに精を出し、既に世渡りの術を学んで社会人になりました」と。さらに「今はネット情報が溢れているから余計な仕事はしたくないのです」と語ります。
確かに彼は職場でのキーマンを見極める目はあるようです。荒削りですが自信を持っているところに魅力を感じました。先の表面的な言葉で世代を一括りに判断するのは危険ですね。
また、受け入れる職場もかわってきました。先日テレビを見ておりましたら、叱らない職場が増えているのだと言います。
本当でしょうか。
ある統計では、新入社員期に職場の上司や先輩から叱責される機会が一度もなかった人の割合が、年々増えてきているといいます。
今やその率、25%を上回るといいますから大変な事です。
人手が不足している職場では、折角採用した新入社員を大切に育てたい気持ちから、抑制しているのでしょうか。
新入社員も職場も変化の途中です。良い着地点を見つけたいものです。
いずれにせよ、忘れてはならないのは仕事の先にあるお客様の存在ですね。
常に商品やサービスを提供するお客様の満足を追求したいものです。
個人の出世云々の前に、職場がチームとして最高のパフォーマンスを出す事にちからを注ぎたいですね。