ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

危機への備えはヒトの意識から

こんにちは。ぼーんぐんです。


みなさんは危機に備えているでしょうか。


私たちの身の回りには色んなリスクが潜んでいます。新型ウイルスなど病気のリスク、世界情勢に伴う物価変動のリスク、また南海トラフや首都直下型地震などの震災リスクもあります。さらには国防のリスクも最近ではよく番組で見聞きします。


島国日本は外国と地続きではありませんから侵略についてはのんびりとした感覚になりがちですが、既に隣国から我が国の領海を脅かされていますから改めなくてはいけません。


困ったものです。


今まで日本人は、争い事は遠い外国の話、それこそ映画かドラマでも見る感覚で人任せにしていましたが、いよいよ本気で国防のあり方を話し合う時期なのかも知れません。


隣国には攻撃的な能力を持つ国があります。まずはその隣国の攻撃意図を読み取る必要があります。そして抑止力を備えるべきだとの議論があります。


現状の日本には、やられたら倍返しするだけの報復的な能力は備えていません。アメリカ依存なのです。


また、ミサイルが飛んでくることを想定した

核シェルターも普及率は0.02%しかありません。これで良いのでしょうか。


あるかも知れない事への備えについて議論するべきなんでしょう。


日本は島国として考えることは何か。空と海からの攻撃にどのように備えるのか。他国の争い事から学ぶべき事はたくさんあります。


それに国民保護の問題として、ミサイルが飛んできた際どうやって非難誘導するのか、他国は義務付けられている事が日本では議論すら充分ではないのが現実なんです。


これで大丈夫なんでしょうか。


私たちは震災の経験から、食料、水、トイレの重要性を学びました。その経験が他国からの防衛でも役に立つ事でしょう。


しっかりとプランを立て、訓練して学ばなければ身につける事など出来ません。


有識者の議論は大事。そして専門家が他国の争いに現地へ赴き学ぶことも大事だと言います。


さらに日本には情報の分析力(精査)が足りていないと聞きます。


国家情報局など他国にあって日本には無い組織が必要ならば組織化して、電波情報、人的情報を取り仕切り、これからの情報戦に備えて発信力、メッセージ力などの言葉のコミニュケーション力を鍛えるべきなのでしょう。


「自分の国は自分で守る」


国民全員がその意識を持って、人任せにして逃げないで、国民的な議論が必要ですね。


さて、それでは私たちの職場はどうでしょうか。危機への備えは万全ですか。


社内の機密情報や営業情報の漏洩にはもっと備えが必要かも知れません。


他社の漏洩事故の原因を分析して自社は大丈夫かと備えることが大事です。しかも表面的な対症療法ではなく、根っこの原因へ効く原因療法を施すべきですね。


情報の漏洩は、組織内部からの漏洩比率が七割を超える事をみなさんはご存知でしょうか。


その中には現在の働き方改革の結果、自宅など社外から安易に社内情報に触れる事が出来ることに起因する場合もあるのです。


しっかりとセキュリティー対策を施し、ログ化、暗号化、さらには権限を限定する事は効果的です。しかし一番重要なのは定期的に行う従業員教育なんです。


職場でルール化した内容をみんなで守る意識を共有することが何より大切なのです。


効率化や売上獲得などを理由にして、安易な気持ちでルールを破る従業員が一人でもいると、職場に大変な損害を与える事があり得ます。


そうならぬように教育が必要なんです。


職場は有事を想定した対策を施し従業員への教育を怠らない事。そして従業員は職場の仲間と共にルールを守り、同じ目標を共有する同士として励む事が肝要です。


国を守る事も職場を守る事も同じこと。そこで働き生活する"ヒト"で成り立っているんですね。


さあ危機への備えについて、みなさんは如何お考えでしょうか。

 

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