ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

食の拘り

こんにちは。ぼーんぐんです。


みなさんはご飯はお好きでしょうか。


私は無類のご飯好きです。ほっかほかの炊き立てご飯で作るおにぎりと梅干しがあれば何も文句は言いません。


先日テレビのニュースで季節の話題を聞いていますと、コメ農家では早場米の準備に入ったようです。


最近のコメの産地では年々品質が上がってきてきますから、少しでも早くに消費者の新米ニーズに応えようとしているのでしょう。


早場米が順調に生育すれば八月にも収穫の時期を迎えると言いますから、私などは今から楽しみになります。

 

さて夜のテレビ番組「月曜は夜ふかし」のコーナー「みんなのご飯問題」では、独自の好みやこだわりを持つ毎日の食事をテーマに取り上げていました。

 

街ゆく人にインタビューしていると色んな実態がわかってきます。

 

真っ先に出てきた食の話題はダイエットです。


夜食べてから昼まで16時間以上空けると良いとされるダイエット。今も尚、一日二食のプチダイエッターがいるようです。


次に出てきた話題は調味料の好み。調味料に頼りすぎる人が増えているようです。


日本は調味料大国だと言われています。一味、粉チーズ、ワサビなどを大量につかう人があなたの周りにもいませんか。


日本人の伝統的な食文化である和食が、ユネスコ無形文化遺産として登録されていますが、素材そのものを味わう和食文化は現代には通じないのですね。


そして食べ方にも話題が及びます。


今も変わらず嫌がられるのは"食チャラ"。気を付けねばなりませんね。


あと、驚いたのは「三角食べ」ができない人が急増いているようなのです。「三角食べ」とは「おかず」「ご飯」「汁物」を交互に食べる一般的な食べ方です。


しかし現代では、ご飯でおかずの味が薄まるのが嫌だとの理由から「三角食べ」をせずに敢えて一皿ずつ食べる人が増えているんです。


例えばカレーライスの食べ方はこうです。


まずはライスを食べその後にカレーのルーを食べるんですが、ルーは口の中にご飯がある状態ではなく、無くなってからルーを入れると言いますから驚きですよね。


もうワンプレートである必要もありません。


そして魚離れ。


海洋国家である日本人の魚離れが酷いんです。


統計を見ますと日本人の魚の摂取量はピーク時の1997年から右肩下がりなんですね。今では3.5割も減少していますから大変な事です。


食べない理由は、骨の始末が面倒臭いとか、魚の皮が気持ち悪いからと言いますが残念なことです。


私が幼い頃は箸使いの練習としてサンマをきれいに食べなさいと教わったものですが、遠い昔の記憶です。時代は変わりました。


最後にこんな人もいました。


それは食べ物を固形物として摂らないで、栄養補助食品を豆乳に溶かした飲料を一日三杯飲むだけなんです。


お腹が空かないのでしょうか。


その人はいいます。お腹がいっぱいになると人は眠くなり何時間にもわたって効率が落ちると。それが嫌なので固形物は口にしないんですね。


人の食への拘りは様々ですね。


昔のアニメ「銀河鉄道スリーナイン」をご存じでしょうか。その内、主人公の哲郎のように機械の体を手に入れようとする時代が来るのかもしけません。


そうなりますと、食べ方の問題も心配いりません。ガソリンを給油するかの如く、体に「液体を流し込んだり」「充電コードでバッテリーに蓄えたり」する事で済むからです。


私はそんな時代が来ても「おにぎりと梅干し」を手放したくはありません。


さぁ、みなさんのこれだけは譲れない食への拘りはありますか。

 

f:id:booooooongun:20220426023548j:image