こんにちは。ぼーんぐんです。
みなさんは飲み物が気管に入り苦しい思いをした事はありませんか。実は私、先日息が詰まる怖い思いをしたんです。
それは日常のルーティンの中で起きました。
私は過去に2度ほど痛風を患ったことがあり、それ以降夕食後に一錠の薬を服用しているんですが、その小さな一錠が飲みにくい日があるんです。
どうしても飲み込みにくいんです。
その日もなぜか飲みにくく、水を口に含んで飲むのですが薬だけがどうしても喉から奥に入らないんです。
「どうしたものだろう」
思案をした挙句思いついた方法とは、口に含んだ水を飲み込むタイミングで顎を上げて一気に喉に流し込む作戦です。
イチニのサンで試してみますと、案の定気管に入りました。
「ゴホッ、、」
こうなるともう地獄です。息が吸えなくなりました。さらに冷静さを失いますから余計慌てふためきます。呼吸も変な音が出ます。
「ヒュー」
みなさんは私のような間違った飲み方はなさらぬようにしてください。
一般的に、飲み込む力が衰えていると、食べ物や飲みものが誤って気管に入る「誤嚥」が起こりやすくなります。
80歳以上の死因の第1位は肺炎なのです。また、そのなかの約30%は誤嚥性肺炎が原因だと言いますから笑い事では済まないのです。
では、どうやって防げば良いのでしょうか。
これを避けるには、じつは姿勢が大切なんです。薬を飲むときに、私がしたように、ぐっと顎を上げて、上を向いて飲みますと、気道が開き気管に入りやすくなるのです。
ダメですね。
薬を飲む時は、顎は上げず、正面を向いて、あるいは、むしろ少し顎を引いた状態で飲み込むようにするのがいいんです。
私のように飲みにくいなと感じた際にはぜひお試しになってくださいね。
痛風の予防薬を飲もうと誤嚥して"あの世"に行きたくはありません。まだまだ現役、早過ぎます。
みなさんも日常の思わぬ落とし穴にハマらない様にご注意くださいませ。