ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

男とは

こんにちは。ぼーんぐんです。

みなさん「端午の節句」楽しんでいらっしゃいますか。

今日は「男の子の節句」ということで「男とは」と題してお送りいたします。

まずは”男”をネットで検索してみますと「人間の性別の一つで、女でない方」とあります。確かにそうです間違いはありません。しかし今回はその役割について考えてみることにします。

昭和の時代は「男は仕事,女は家事」をすることが一般的な役割でした。
しかし1985年に男女雇用機会均等法が制定されて男女平等を推進する動きが広がってまいりますと男女に求められる性役割に沿った行動も変化してきました。

最近の意識調査によりますと男女ともに年齢が若いほど平等志向的な考え方を持っていますから男女平等は根付いているのでしょう。

今や「男子厨房に入るべからず」は死語になりました。

「男子厨房に入るべからず」とは、家事は女が行うので男は厨房に入って料理を作ったり片付けたりしないといった昔から使われていた言葉の事ですが、今や共働きが当たり前ですから、男の「家庭への参加」「家事の分担」は普通に求められているのですね。

みなさんの中にも、スーパーへ食材の買い物を頼まれたり、食後の食卓の後片付けやゴミ出しを分担されている方はおられませんか。家事が苦にならない方は別として、大抵の男の心理としては苦痛なのではないでしょうか。

それは男への「家庭への参加」が求められている一方で従来の役割も依然として変わっていないからです。

例えば「仕事をしてお金を稼ぐ役割」は依然として男の前提となっているからです。また男には「精神的や肉体的なタフさ」が求められます。辛くとも決して弱音を吐かず、心身ともに強靭であるという強さを示す事が男の役割は何も変わりません。

さらに家庭においてはリーダーシップを発揮したり,信念を持ち目標に邁進したりすることも重要な役割です。他者を慮り、真心をもった対応をするなどの振る舞いはもちろん一人前の男としては当たり前の事です。

当たり前といえば女性に対して優しく振る舞う行動は既に当たり前ですね。

以前のように権威的に振る舞うのではなく「女性への優位性」「女性への気遣い」のどちらにも沿う男が「できる男」としてもてはやされているのです。

伝統的な男の役割が変容し新しい役割が求められます。中には「男の生きづらさ」を感じる方もおられます。

今日5月5日は「男の子の節句」です。少々羽目を外しても怒られませんよね。ストレス発散に一曲参りましょう。

曲は沢田研二さんのカサブランカ・ダンディ。ではどうぞ。

「ききわけのない女の頬を・・ひとつふたつ・・」