こんにちは。ぼーんぐんです。
昨日の職場帰りの電車の中での話です。
吊革につかまりスマホを見ていますと、アクティブシニアのご婦人お二人が私のちょうど目の前の席で賑やかにお話しされています。
「あなた”きび糖”をご存じ?今はね”三温糖”よりいいらしいわよ。なんでも体に良いって聞くから試してみて」
「知ってる。ミネラルが豊富なんですってね。甘さが控えめなのがいいらしいわね」
どうやらお砂糖の話の様です。
みなさんは”きび糖”の存在をご存知でしたか。私は知らなかったのでスマホでググってみました。その内容を少し紹介しますね。
きび糖とは「さとうきび」から作られる砂糖の一種です。きび糖は、さとうきびの液を煮詰めて作るため色が薄茶色をしており、精製して作られる真っ白な白砂糖よりもカルシウムやカリウムなどのミネラルを多く含むのが特徴です。
「ふむふむ。ご婦人が言っておられる通りです」
続いて、
きび糖は特有の風味とコクがあり、まろやかな甘みがあります。白砂糖のように精製していないため、体内でゆっくりと吸収されるのもポイントです。
「なるほど。体内にゆっくり吸収されるので血糖値が上がりにくいんだな」
などの予防には良いのだろうか。これは甘党の救世主も知れません。
しかしこんな記述もあります。
きび糖とは、さとうきびの茎にある糖液を精製過程で煮詰めたものが「きび糖」なんですが、上白糖に比べると”精製されていない”為、ボツリヌス芽胞が含まれる可能性を指摘しているのです。
「ボツリヌス症の発症リスクがあるんだ」
ボツリヌス症とは、ボツリヌス菌が作り出すボツリヌス毒によって、神経麻痺などを引き起こす病気のこと。1歳未満の乳幼児には特に注意が必要なんです。
ひょっとして、体調を崩している時にもリスクがあるのでしょうか。
さらに調べると、実は上白糖より高カロリーだといいます。
「そうだよな。世の中それほどうまい話はないか」
私と同じ食いしん坊のみなさま、甘いものの過剰摂取は控えてくださいね。