ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

文房具屋さんへ行こう

こんにちは。ぼーんぐんです。

みなさん「本屋大賞」をご存じでしょうか。

本屋大賞は、「新刊を扱う書店の書店員」の投票によって受賞作が決定される大賞ですよね。この賞は「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」をキャッチコピーとして、本と読者を「最もよく知る立場」にある書店員主体に投票している新しさがありました。

では次に「文房具屋さん大賞」はどうでしょう。

ご存じでしょうか。

文房具屋さん12社が審査員となって、各メーカーから推薦のあったこの一年に発売された新作文房具を審査し「大賞」を決定する賞なんです。

文房具屋さんは消費者とメーカーをつなぐ場を提供する文房具の最前線に立つスペシャリストとして「自腹でも買いたい」という商品を選んでいるんです。

スマホに代表されるデジタル時代でも文房具屋さんは頑張っていたのです。

私の子供の頃の文房具を振り返ってみますと大概みな同じものを持っていました。「鉛筆」も「消しゴム」も「ノート」もそれほど種類が豊富ではありません。

違いがあるとすれば鉛筆の”芯の濃さ”と”芯の硬さ”でしょうか。

そんな程度でした。

ですから社会人になってからも、私はあまり文具に頓着したことがありません。今でも普段使いのボールペンは百均製です。

複数本まとめて販売されている1.0サイズの黒ボールペンなんです。

多少ペン先から液だれして手が汚れることもありますが、ざっと書けることが目的ですからあまり気にせず使っています。

ところが先日文具店をのぞいてみて驚きました。

多種多様な商品が、しかも細部にまでこだわった秀逸な商品が並んでいるではありませんか。

「どれも凄いな」

ボールペンのペン先を入れ替える「ノック音を66%低減」したボールペンが並んでいたり、

黒ボールペンのインクにも変化があります。

微妙に異なる「6種類の黒インク」から、自分にぴったりの色味を選択することができるんです。

「拘ってるね」

新商品はどれも消費者の使い勝手を重視してメーカーのアイデアが練られています。私たちの生活がより便利になる商品が開発されているんです。

店員さんと話をしてみますと、文房具は世代や立場を超えて魅力が伝わることから現代のコミュニケーションツールとして使われるのだといいます。

「そうか。コミニュケーションツールなのか」

いつまでも古い頭ではいけませんね。私も「文房具屋さん大賞」を参考にしながら今どきの文具の魅力を感じたいと思います。

スマホに代表されるデジタル時代でも文房具屋さんはまだまだ元気いっぱいです。

私のように文具にそれほど興味がない方にこそ文房具屋さんへ足を運んでみることをおススメします。

そして、お気に入りの文房具をバージョンアップしてみましょう。