ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

苦手な人の克服法

こんにちは、ぼーんぐんです。

 

みなさんは職場に”苦手な人”や”嫌いな人”はいますか。

 

もしそのような人がいても、職場には行かなければなりません。顔も見たくないと思っても、行かなければ仕事はできません。しかし苦手な人と行動を共にするのは辛いものです。

 

「あぁストレス。嫌だなぁ」


みなさんなら、そんな場合どのようにやり過ごしますか。

 

 

忙しく見せかけて自分の殻に閉じこもる人もいれば、いやいやながらも表面的に振舞う人もいます。どちらにしても苦痛な時間を過ごすのには変わりはありません。

 

しかし伺いたいのです。その相手としっかり向き合い、分かり合える努力をしたでしょうか。

 

多くの場合は自分の先入観で苦手意識を持つことが多いと思います。もしくは相手のことをあまりよく知らないのに、何かのきっかけで苦手意識を持ってしまうのです。

 

この苦手意識は、要するに相手のことについての「情報不足」なんですね。

 

仕事の場合、仮に取り組んでいる案件の情報が不足していたらどうしますか。もちろん様々な手をつかって情報を集めますよね。

 

それと同様です。

 

苦手意識を持った相手の情報を集めるのです。相手とたくさん会話をして相手のことを知る努力をしてみるのです。逆に、自分のことも、相手に知ってもらう努力をしてみましょう。


これがとても大事なことなんです。

 

みなさんの職場や取引先の方にこんな方がいませんか。

 

他人に対して横柄な物言いをしたり、周りの人間を小ばかにしているような振る舞いをする人。一見するととても怖そうな人を時折見かけます。

 

そんな場合みなさんならどのように克服されるでしょうか。

 

例えばその相手が自分の上司だった場合や、重要な取引先のお相手だった場合は、その場限りとやり過ごすことはできませんよね。

 

「困りました」


そんな時は”雑談”をすることをお勧めします。とにかくたくさん雑談をするのが良いのです。

 

ちょっとした時間を見つけ、相手に興味をもった姿勢で、とにかくいろんな質問をするのです。

その人の過去の仕事の経験談でもいいですし、学生時代の話、クラブやサークルの話。趣味の話や、好きな食べ物の話でも構いません。なんでも良いのです。質問をしてどんどん相手に話をしてもらう事なんです。

 

人は「自分のことを話したい」生き物です。

 

多くの人は「自分に関心を持ってもらいたい」と思っているのです。これは年齢や性別に関係なく万人が持つ本能的なものなんです。

 

ですから相手にたくさん質問してリアクションを織り交ぜながら聞いていくと相手は嫌な気はしないもの。気持ちよく話してくれるものです。

 

そうしていくと今まで嫌だと思っていた人の、人間らいし一面が見えてくるようになります。自分との共通点が見えてきたりもするものなんです。

 

そして相手のことがわかりだすと、次第に先入観が薄まり普通の人に見えてきますから面白いものです。

 

初見の先入観だけで相手を”嫌な奴”だと決めつけて、そのあと努力もせずに辛い時間を過ごすのではなく、雑談を交えながら分かり合える努力をしてみましょう。

 

きっと、今までとは違う人となりを感じることが出来ますから。

 

しかしその努力をしてもなお、どうすることもできないケースがあります。

 

人間はみな生まれも育ちも違います。様々な価値観があります。決して受け付けられない人はいるものです。全能の神ではありませんから全員と分かり合えることなどありません。

 

その場合は無理をせずに距離を置いた付き合いでも仕方ありませんね。

 

職場は感情を持った人の集まりの場です。そして人生の大半の時間を過ごす場でもあります。

 

その場が少しでも気持ちよく過ごせるように、お互いの情報不足に起因する残念な環境は改めていきたいものです。

 

みなさんは如何お考えでしょうか。