ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

こだわりの「塩」をお使いですか

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

食いしん坊を自認している私は、ご飯系や脂系はもちろん、ラーメンも好んで食べています。

 

みなさんはラーメンはお好きでしょうか。

 

全国には約2万5000軒のラーメン屋があると言われていますが、例え一年365日毎食ごとに違ったラーメンを食べても、20年では食べつくせないオリジナリティやバリエーションの豊富さがあります。

 

もはやラーメンは世界が認める日本の食文化といえます。

 

しかし加齢とともに頭をよぎるのは「塩分」です。

 

人生100年時代と言われて久しい今の時代、少しでも長く美味しいものを食べていたいと考えますと、今の内から過食や偏食は気をつけねばなりません。

 

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一般的に食塩(ナトリウム)の摂りすぎは「高血圧の原因」と言われています。しかし野菜や果物などに含まれるカリウムを多く摂取することで「血圧が低下する」という研究報告もあります。

 

そこで食事にはこのバランスを考えようと「ナトリウム・カリウム比」が考案されました。塩分と野菜摂取のバランスをあらわす指標のことです。

 

この値が低いほど塩分摂取量が少なく、野菜などに多く含まれているカリウムを多く摂っていることが示されます。逆に値が高いと、食事中の塩分が多い、もしくはカリウム(野菜など)が不足していることが分かるのです。

 

みなさんはご自身の食事の「ナトリウム・カリウム比」に自信があるでしょうか。

 

厚生労働省では、高血圧予防のために、減塩(ナトリウム)と、野菜や果物(カリウム)の摂取増加を勧奨しています。

 

「しょっぱいものを食べ過ぎると、塩分の摂り過ぎにつながるので気をつけて」とか「ラーメンの汁を全部飲むと、塩分の摂り過ぎになる」などの指導はよく聞きますよね。

 

しかし実際には、塩分を気にして毎度の食事を摂るのはなかなか難しいことです。

 

厚生労働省の研究より、食事中のナトリウムとカリウムの比が高い人ほど循環器病死亡リスクが高いことが明らかになっています。

 

・この比が高い人は、循環器病死亡リスクが 39%増加

・この比が高い食事は、特に脳卒中の死亡リスクが上昇

・予防には、減塩とカリウム摂取を増やすこと

 

だと言います。

 

ナトリウムは血圧を上昇させ、カリウムはナトリウムの排泄を促進し血圧を下げる働きがある。ナトリウムとカリウムは互いに拮抗的に作用するのです。

 

ナトリウムのほとんどは、食塩からの摂取です。

 

そして日本人は醤油、味噌、漬物からの摂取があり、欧米より塩分摂取がかなり高いと指摘されています。また一方、カリウムの主な摂取源は野菜や果物ですが、日本人のカリウム摂取量は欧米に比べて少ないのです。

 

将来の脳卒中や心臓病を予防するためには、食塩摂取量をできるだけ減らすと共に、野菜や果物からのカリウムの摂取を増やして、「ナトリウム・カリウム比」を低下させるのが重要なんですね。

 

意識の高い方はご家庭の普段使いの”食塩”にもこだわりも持っています。

 

みなさんは、食塩を買う際に裏面の成分表をご覧になることはありますか。

 

大手メーカーだからとか、価格につられて何処の食塩も同じだろうと思ってはいけません。すべて特徴があるのです。

 

しっかりと裏表示の成分表を確認して、「ナトリウム・カリウム比」を確認するのが必要なんですね。

 

意外と知られていないチェックポイントですが、是非一度ご覧になってください。

 

さて、和歌山の農家さんに注文していました「完熟の南高梅」が、クール宅急便で届きました。5キロの箱が2箱の合計10キロです。

 

毎年我が家では20キロの梅干しを漬けているのですが、先週の第一弾の10キロの漬け込みに続く第二弾として明日作業いたします。

 

今回も塩分濃度15%を心掛けて少し減塩で漬け込む予定ですが、第二弾はそれに合わせて成分表を見比べて”塩”にも拘ってみることにします。

 

さあ、みなさんは日常塩分を控えておられますか。

 

またご自宅ではどんなこだわりの塩をご利用でしょうか。