こんにちは。ぼーんぐんです。
七夕ですね。
みなさんは笹にどのような願い事を書いた短冊をぶら下げますか。
七夕とは、織姫と彦星が天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のことです。
日本では、奈良時代に宮中儀式として中国から伝わり、織姫がはた織りの上手な働き者だったことから、自分たちもあやかろうとして、手芸や裁縫の上達を願う風習につながったようです。
星に願い事をする原型はここから始まっています。
考えてみれば私たちは年中いろんなものに手を合わせて願い事をしています。
正月には「初日の出」太陽に手を合わせて願い事をし、その後神社仏閣をめぐり願い事を繰り返します。
節分の時期には「鬼は外、福はうち」と言いながら豆まきをします。悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むために祈ります。
端午の節句には、五月飾りを飾って昔は「男の子の初節句のお祝いをする」行事でした。柏餅や”ちまき”を食べたり、菖蒲湯に入ったりします。
「厄除け」や「邪気祓い」をする風習として無病息災を願います。
みなさんは”魔法のランプ”でも手に入れたとして、ひとつだけ願いを叶えることが出来るとしたら何を願いますか。
世の中には様々な願い事があります。
代表的な願い事はこんなことでしょうか。
・恋愛や結婚成就
・仕事や学業アップ
・お金のこと
・健康のこと
・なりたい自分、夢
年代や性別、自分の置かれた状況によって、これらがより具体的な願い事になります。
常に心から願っている方は、手を合わせるだけで反射的に叶えたい願い事の文章を一文字たがわずスラスラと朗読される方もいらっしゃいます。
しかし、みな知っているのです。神仏に願うだけでは物事は叶わぬことを。その願いに向かって自己努力することが大切であることを。
だから、願い事はより具体的であるほど叶うのです。
とくに期限を設けて”いつまでに”がついていると一層叶うんです。
一般的に年を重ねるほどに、自分の願い事が少なくなる傾向にあります。
・子供が健やかに成長しますように
・親が健康でいますように
・国が豊かでありますように
・世界が平和でありますように
・災害のない世になりますように
自分のことはさておき、自分の周りの人のことを願うようになるんです。
私は「人の幸せを願うこと」はとても良いことだと思います。
しかし、いくつになろうとも「なりたい自分」は常にイメージしていたいと思います。
年を取ったからと、ただ単に流されて生きているのではなく、もっと能動的に自己実現を目指すべきだと思うのです。
「誰かの役に立ちたい。必要とされる存在でありたい」
そうです。そしてその思いをより具体的に考えていくことが毎日の励みになるんです。
最近は若者であっても将来をあきらめ、自分の夢を持たない人が増えてきているといいます。これではいけません。
いくつであっても、時代に流されるのではなく積極的に生きたいものです。
さあ、あなたは今日の七夕の笹に、どのような願い事を書いた短冊をぶら下げますか。