ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

インドの人口が世界最多になると世界が変わる

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

驚きのニュースを耳にしました。インドの人口が世界最多になるようです。

 

みなさんはその情報をご存じでしょうか。

 

 

長年、人口トップの座にいた中国は、1980年ごろからのいわゆる「一人っ子政策」を実施した影響が大きく、現在は少子高齢化が進んでいます。逆にインドは乳幼児の死亡率の低下が要因となって人口が増加しているんですね。

 

現時点では中国の人口は14億2600万人、第2位のインドは14億1200万人としていますが、来年にはインドが中国を抜いて、世界最多になると国連は推計しているんです。

 

さらにインドの人口はその後も増加し、2050年には16億6800万人となり、今後減少する中国の13億1700万人を大きく引き離すと見ています。

 

これからはインドの時代が来そうですね。

 

現在は中国が世界を席巻しています。世界をリードする、ファーウェイ(Huawei)やアリババ(Alibaba)、そしてテンセント(Tencent)が躍進し、tiktokは私たちの身近なSNSです。

 

しかしこれからはインド、さらにその後をアフリカが追いかけてきていて、近い将来は世界をリードすると予想されています。中国の繁栄が陰りだしてきた後には、インドとアフリカの時代が来ると言われているのです。

 

私たちの中には、インドやアフリカへの固定化されたイメージや雰囲気があって、俄かには信じがたいですが、いわゆるファクトフルネス、データを基に世界を正しく捉えるとそうなるのです。

 

先に示した「人口動態」はそれを表します。

 

人口が増え続けている国の経済が伸び、日本など先進国に代表される人口が減り続けている国の経済が停滞するのは明らかです。

 

別の予測では、2030年のアフリカ人が産む子供の数は全世界の3分の1になる予測もあるのです。

 

広大な土地と人口動態、さらにはテクノロジーが備わると、かつて大躍進した中国のように、インドやアフリカが大化けすると予想されるのです。

 

しかもそんなに遠い先の話ではなく10年程度で現実になるようです。

 

世の中の商品やサービスは、その物を作っている国ではなく、消費する国に合わせて計画されます。つまりマーケットがルールメーカーであると言えます。

 

例えば今でもコーヒーは栽培している国に主権があるというよりは消費国に基準を合わせた商品開発をするのと同じ原理です。

 

その商品を一番消費するのが誰なのか。お金を支払うスポンサーは誰なのかです。それによってメインの市場が変わるのです。

 

インドやアフリカの経済レベルが上がると、マーケット全てのルールがそこにあわされて変わってゆくということ。

 

ビジネスでは、新ミドルクラスを見逃さないことが大切なんです。

 

ミドルクラスとは、富裕層と労働者の間に位置する中流階層のこと。消費の絶対的な多数を占める人たちの購買行動を見極めることが大事なんです。

 

そして従来型の成功事例ではなく、今後を見据えた新しい技術に順応することも大切になります。

 

電子書籍VR、3D技術や、ライドシェア、エアビー、ストリーミングといった今後のシェアーの発想も大切です。

 

これからは所有することに価値を持たず、モノも労働力も、あらゆる共有経済に変わっていきます。

 

そして仮想通貨ですね。

 

従来型の国家が管理していた通貨の扱いまでも、書き換えられない仕組みであるブロックチェーン技術によって変わろうとしています。

 

最大の消費国がルールメーカーになる。

 

その国に従来型のインフラが整備されていないからこそ、新しい最新のインフラを抵抗なく取り入れることが出来るのです。

 

そしてそこでのルールが基準となる。すべての国が新しいインフラへ向けての供給へ向けられるからです。

 

人口が増え続けている国の経済が伸び、人口が減り続けている国の経済が停滞する。

 

少子高齢化社会の日本(企業、個人)は何処に活路を見出すのか。

 

既得権益にしがみつかず、新しい技術に積極的に取り組んだ国(企業、個人)だけが次の時代に生き残れるのです。

 

みなさんは如何お考えでしょうか。