ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

クマゼミを許そう

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

毎朝5時半、近くの公園で始まるクマゼミの大合唱で目を覚ましますが、今朝の外の騒がしさはそれだけではありません。少し様子が違ったんです。

 

近所に住む町内会役員の奥さんの怒声がしているのです。

 

 

「何事か」と窓を開けて様子を伺いますと、飼い犬のフンの始末をしない人に文句を言っています。

 

「あなた何回も言ってるでしょ。玄関先にフンを残されると困るから掃除してくださいねって。困るんですよ」

 

余程頭に来ていたようで、その後も延々と抗議が続いていました。

 

確かにフンを始末しない飼い主には問題があって近所迷惑なのですが、朝早くから大声で抗議する奥さんも立派な近所迷惑です。

 

人に抗議をするときに、自分を棚に上げてしまうことはよくあることです。

 

私たちが耳にする「近所迷惑の代表例」とされる生活音には次のようなものがあります。

 

・掃除機や洗濯機の音

・トイレや風呂の水音

・子供が遊ぶ声や泣き声

・テレビや音楽の音

・車やバイクの音

・庭先のバーベキューや花火のにおい

など

 

みなさんのは大丈夫でしょうか。

 

人から迷惑をかけられたり、嫌な思いをさせられたら腹が立つのは当然ですが、一方、自分が人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせていることには案外無頓着なものです。

 

生活音など、生きていたらどうしても知らない間に人を不快にさせていることはあるもの。

 

出来れば事前に気付くべきなのでしょうが、「お互いさま」と相手を許すことも大事だと思うのです。

 

さらに近年、自分に直接関係のないことにも「許せない」と過敏に反応する人々が増えています。

 

自分の主義や信条と合わない行動を取る相手を、必要以上に叩いたり批判したり、さらには人格否定までする不寛容な人が増えてきているのです。

 

やむなく相手を注意するにしても言い方は大事。

 

間違えないように注意をすること。出来れば相手を受け入れる寛容性を持ちたいものです。

 

怒りの前には一呼吸。

 

相手を反面教師だと思って自分を見直すゆとりが必要なのでしょうね。

 

みなさんは如何お考えでしょうか。