ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

知らぬが仏

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

TBSのドラマ「日本沈没」をご覧になっていたでしょうか。

 

ある博士によって予測された地震で関東が一年以内に海に沈むというトップシークレットを報道するか否かが見どころでした。

 

国民の混乱パニックを招くから知らせないのか、真実は伝えるべきなのか。

 

みなさんならどうされるでしょうか。

 

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これはドラマの中のつくりばなしですが実際のニュースならば大変なことです。

 

「富士山の大噴火」や「南海トラフ巨大地震」の正確な予測が出来たならどうするか。さらに年々増してきている隣国との安全保障上の問題も同様です。

 

北からも、東からも、西からも、我が国日本にはジワリ脅威が迫ってきています。隣国の軍事演習だから、実害が出ていないから大丈夫、と笑ってばかりもおられませんよね。

 

この様なニュースには報道規制が存在します。私たちが知っていることは全てではないということです。

 

アイドルなど有名人の死んだ後は、後追い自殺を助長するから報道しないなど、報道機関には大衆が知ることによる二次被害を考えて報道が規制されています。

 

「それは隠蔽だ」と非難する人もいます。

 

もちろん利権や保身を目的にした報道規制はあってはなりません。

 

また国家に関わる社会的ニュースや大規模災害に関わる緊急情報は適切に広く国民に正確な情報を提供するべきでしょう。

 

しかし芸能ニュースや事件事故に関わるニュースなどにおいては場合により、知らせる事、無理に知ろうとすることだけが正義ではないということです。

 

・不治の病の本人告知

・入院中の患者への身内の不幸話

・配偶者の過去の異性話など

 

私たちの身の回りでも、知らなきゃ幸せだったのに知ることで不幸になることはよくある話です。

 

日本には「知らぬが仏」という諺があります。

 

「知らぬが仏」とは、事実を知らないが故に心を乱されず仏のようにいられるという意味です。

 

伝えないほうか良い場合は伝えない。そもそも聞かないほうが良い場合も多いものです。

 

情報化時代の今もなお、昔の諺が私たちに教えてくれます。

 

みなさんは如何お考えでしょうか。