こんにちは。ぼーんぐんです。
人事部で計画しているzoomセミナーが会議室で行われていました。
仮配属前の新入社員へ向けての外部の講師のセミナーです。
セミナーの冒頭で「働く目的はお金だけではない」と話し出した講師に受講生から質問が出ました。
「働くのは生活のためだからお金の為で間違ってないのでは」ないかと。
新入社員の印象からすると働くことは学生時代のアルバイトの感覚です。
自分の時間を時給で換算して切り売りしている感覚になるのは仕方がないのかもしれません。
しかし経営者側からすると「お金だけで働いている人は労働力としてしか見てもらえなくなる」と教えます。
仕事を「目先の賃金」とだけで捉えるのではなく「社会の仕組みを学ぶ場」「社会への貢献」「人と繋がる機会」「成長できるチャンス」「自己実現の場」だと伝えて考えさせるのです。
積極的に吸収する姿勢を示してくる人に対しては、経営者側はワンランク上の仕事をその人に任せようと思うのは道理ですよね。
職場の仲間も「文句を言いながら言われたことしか着手しない人」より、「笑顔で楽しそうに仕事している人」と一緒に働きたいと思うものです。
人への尊敬や仕事への感謝の気持ちを持たない人には、同じように職場の仲間からも尊敬も感謝もしてもらえないということ。
結局、そういう人にはお金は回ってこないんです。
他の職場を外目から判断して、自分の賃金の安さや労働環境の悪さを口にしてやさぐれる前に、お金ではない価値を自分自身に付けた方が良いということですね。
みなさんは如何お考えでしょうか。