ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

「パパゲーノ」って言葉

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

とても痛ましいニュースを耳にしました。

 

もう聞きたくないと思っていた言葉です。

 

「死刑になりたくて・・」「死ぬ勇気がなくて、行政にお願いしたくて・・」「誰でもよかった・・」

 

日本には死刑制度があります。世論調査からもこの制度は続いていくでしょう。しかし「死刑になりたいから事件を起こす人がいる」現実をどうにか防がないといけません。

 

 

先日、NHKで放送されていたドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」をみなさんはご覧になったでしょうか。

 

ドラマはこのような概要です。

 

主人公・ももさんは、「死にたい」という気持ちを誰にも言えず毎日を過ごす。ある夏、月曜日の朝が来る事が耐えきれず、会社を休み旅に出たももさん。旅の道中、死にたい気持ちを抱えながらも“死ぬ”以外の選択をしている人たちと出会いを通して「死ぬ」以外の道を探す1週間の物語。

 

私は「パパゲーノ」という言葉を初めて聞きました。

 

「パパゲーノ」とは、死にたい気持ちを抱えながら、その人なりの理由や考え方で“死ぬ以外”の選択をしている人のことなんです。

 

ドラマでは、「パパゲーノ」の経験を持つ人のライフストーリーに触れることで、つらい状況にあるのは自分だけじゃないのだと、行為を思いとどまらせる抑止力を狙ったものです。

 

1週間の中に登場する人にはそれぞれの背景があり、思い悩む観点は異なります。しかし「生きるのがつらい」と感じる共通点があります。

 

どんな人にも気持ちが沈み「生きるのがつらい」と感じることがあります。

 

それを自分なりにどう解決していくのかということ。すぐに解決できないとしても「そのままでもいい」と思えるかどうか。

 

ドラマを見て「自分が当事者だったらどうするか」「身近な人ならどうするか」と考え

てみましたが、きっと答えはひとつではないんでしょうね。

 

私が乗り越えることが出来た解決策が、必ずしも他人に通じるものではなく、その逆もまた然り。

 

結局自分で答えを見つけて乗り越えなければならないんですね。

 

でも言えることは「・・・しなければならない」っと思い込まない方が良いのではないかということ。

 

自分を追い込み過ぎないこと。

 

ひとの価値観に振り回されて生きるのではなく、自分の人生は自分で決めていけばいいんだと思うことです。

 

きっとこの世は「辛いことを我慢するために生きている」のではなく「楽しむために生きているんだ」ということ。

 

これはみんなに等しく言える事です。

 

ひとにされたくない事は、ひとにもしてはいけない。

 

自分の思いを叶えるために、見ず知らずの人の人生を巻き込んではいけないんです。

 

もう繰り返し悲しいニュースを耳にしたくありませんから取り上げてみました。

 

みなさんは如何お考えでしょうか。