ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

「夢」を見るのは得意ですか

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

みなさんは最近夢をご覧になりましたか。それはどんな夢だったでしょうか。

 

私は最近立て続けに夢を見ました。とてもいい夢です。

 

まあ、いい夢だと言っても夢の中で宝くじに当たったとか、絶世の美女からモテたって類の夢ではありません。・・・たぶん。

 

”たぶん”と自信がないのは、内容をあまり覚えていないんですよね。しかし、起きてからもなんだか嬉しい気分でいることが出来たんです。

 

そう夢を見たことで、なんか嬉しいんです。

 

だからいい夢。まあ、それだけなんですが。(汗)

 

 

夢は不思議ですよね。

 

寝ている間は夢が夢ではなく自分では夢とは気づかない。あたかもそれが現実の世界であるかのような感覚でその場にいて、同じく夢の中の登場人物とお話をして過ごすんです。

 

夢の中では建物や道路の位置関係や、時間の経過や場面転換があきらかに不自然であっても自分が夢の中にいる時にはその不自然さに気付かない。不思議ではないんです。

 

面白いですね。

 

脳科学の専門家か、スピリチュアルの詳しい方の分析でもあれば夢の仕組みが理解できるのかもしれませんが、私には良く分かりません。

 

しかし私は夢を見ることが好きです。

 

夢を見ることを例えるならば、楽しみにしているテレビドラマを見るようなもの。ワクワクするんです。そして次の展開が楽しみで二度寝をしてみたりもします。

 

もっとも不意に現れるのが夢であって、続きを期待して意気込んで二度寝をしても見ることが出来ないのが夢なんですけどね。

 

くやしい。

 

先日みた夢の登場人物は、10年前に高齢で亡くなった私の親父でした。

 

親父は生前いつも元気にしていましたから、現実の世界では私が親父の手を引くシーンは一度もなかったのですが、今回の夢の中では、時折、私が親父の手を引きながら、実家(現実とは違う豪邸!)の周りを談笑して歩く夢だったんです。

 

親父と話した内容は全く思い出せないのですが、親父の楽しそうな笑顔と優しい気持ちだけが今も私の心に残っています。

 

夢というのは、夢を見る本人が、かつて自身が実際に経験した記憶の断片から構成されるものだと聞いたことがあります。

 

大脳のいたずらなんですね。

 

だから起床後に「夢占いの類に当てはめて、これから起きるであろう未来を占うことは意味がない事だ」とも聞きました。

 

でも私は不思議な経験をしたことがあります。

 

全く初めて訪れた場所が、以前に夢で見た場所だったなんていう経験があったり、夢から覚めても記憶に残っている、夢の中での言葉や行動が、後から振り返れば、その後に起きた出来事の注意喚起だったんだと気付くようなシーンがあったからです。

 

みなさんも経験はありませんか。

 

さらに次の日も夢を見たんです。

 

今度は実家のお隣に住んでいたおばさんが夢の中に出てきました。

 

おばさんは私の親父と同世代。しかも昨年亡くなりましたから今はこの世にはいないんです。

 

私はどういう訳か生前からそのおばさんとは挨拶を交わす程度の付き合いしかなく、おばさんとの思い出や記憶も数える程度しかないのです。

 

ですから私の夢の中でのおばさんとの再開は大変驚きました。

 

もちろん夢の中ではおばさんが普通に生活なさっています。私もそれを不思議とは思っていません。

 

これも不思議ですよね。

 

なんで私の夢に出てきたのか疑問しかありません。私が過去におばさんと会話をした記憶の断片からこの夢が形成されたとも思えなかったからです。

 

みなさんは子供の頃、こんなことを考えたことはありませんか。

 

「今は夢か、はたまた現実か」っと。

 

昨年のアニメ「鬼滅の刃」無限列車編で主人公の炭治郎は、自分が夢の中で自らを傷つければ現実世界に戻ってこられることを見破り目覚めるシーンがありました。

 

これはアニメの世界の作り話ですが、夢の中にいて、夢だと気付く方法はあるのでしょうか。

 

仮に夢の中にいて、これが夢だと気付くことが出来れば、たとえ見ている夢が自分の記憶の断片で作られた世界であったとしても、大切な人との時間をもっと有意義に過ごすことが出来るんだと思うんです。

 

みなさんはそうは思いませんか。