こんにちは。ぼーんぐんです。
子供の頃に自転車に乗れた経験があれば、しばらく乗ってなくても、またいつでも乗ることができると聞いたことがあります。
水泳もそう。
一度水に浮いて泳ぐことができた人なら、大人になってからも泳げるそうです。
では、口笛はどうでしょうか?
台風一過。
爽やかな1日となった台風の翌日に、少し強めの風をほおに感じながら、急に口笛を吹きたくなりました。
私は小学生の頃は「口笛」も「歯笛」も思いのままに吹くことが出来ると友達に自慢していたのですが、何十年かぶりに吹いてみますと、意外とうまく吹けません。
あれっ?吹けないな。
唇をペロリと舐めてみたり、歯の裏の舌のあてる位置を微妙に変えて見たりしても気に入った音階にはならないんです。
なんかおかしいな。
口笛は子供の頃のスキッパでなけりゃ吹けないわけはないはずだし。うーん何故なんだろう。
どうやら口笛だけは自転車のようにはいかないようです。例え子供の頃に吹くことができても、しばらく吹いてないと練習が必要なようですね。
私は子供の頃、口笛は漫画で興味を持ちました。
最近テレビコマーシャルで、アルプスの少女ハイジを使った学習塾の宣伝を苦々しくみていますが、
あの夢のある漫画に登場するペーターのように、遠くの人にまで届く立派な口笛を吹けるようになりたいと思ったからです。
以降友達と練習して身につけました。
流行りの歌謡曲も口笛で吹くのはお手のもの。繰り返し何度も吹いていたものでした。
しかし時代は変わりました。
今は口笛は流行りませんね。大人はもちろん子供までも誰一人吹く人はいません。
やはり行儀が悪いからでしょうか。
先ほどネットニュースを見ていますと、エリザベス女王の国葬に合わせて香港の英国総領事館前で反政府デモのテーマソングを口笛で吹いた男性が逮捕されたと報じる記事を見ました。
残念ですね。
私は使い方を間違うことはありません。大好きな昭和歌謡曲を吹くことに決めているからです。
みなさんならどんな曲がお好きですか。