ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

自分だけのパワースポット

こんにちは。ぼーんぐんです。

 


みなさんはパワースポットって言葉を存知ですか。またそう呼ばれる場所を訪れたことがありますか。

 


歴史のある建造物、謂れのある地域、神社仏閣など古くからの信仰の場所に多いですよね。

 


また、大自然の営み、巨石や巨木、地殻変動の跡などもそうかもしれません。

 

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パワースポット

 


ネットで検索すると、パワースポットとは超自然的なエネルギーが満ち溢れているとされる場所全般を指して呼ぶ造語だと解説されています。

 


また、実際のエネルギーの有無というより、その場を訪れた人がエネルギーを感じるという「主観性」を以って呼ばれる事が多く、またそのような体験をした人の口コミ等によってのちにそう呼ばれる様になる事も多いといいます。

 


なるほど。主観なんですね。

 


人の感性は一様ではありません。主観とは個人の意見ですから、パワースポットは人により場所が異なっていて不思議ではないんです。

 


ですから、旅行雑誌に見るスポットは観光地化され、超自然的なエネルギーを信じて訪れる人を全て満足させてはいないんです。

 


パワースポットを訪れるおおかたの人は、天空の城ラピュタのワル役「ムスカ」のように世界征服を目論んでいるのではなく、ひとときの癒しを求めて訪れているのです。

 


現実から少し離れ、見失いかけた自分を取り戻そうとしている人達なんです。

 


長い人生ですから誰でも気持ちの浮き沈みはあります。

 


自分の気持ちが沈んだ時に、周りの誰にも相談できなかったり、結果が分かっていて相談しても仕方がない場合などにパワースポットは存在しているのかもしれません。

 


以前見たテレビのバラエティー番組でこんな質問がありました。

 


「あなたは気持が沈んだ時に行く、自分だけのパワースポットはありますか」

 


自分だけのパワースポット・・か。

 


パワースポットの目的が「癒し」「リフレッシュ」「元気を取り戻す」ことならば、わざわざ観光地化された遠方にまで出かけて行く必要はありません。

 


自分だけのというのであれば、私のパワースポットは「自分の生まれ育った町」です。

 


その場所こそが自分のパワースポットです。

 


子供の頃に通った小学校、公園、路地、お菓子屋さん、その全てがパワーを取り戻せる場所です。気分が落ち込んだ時、この場所に来るだけで不思議に元気になることができます。

 


私のパワースポットには特別な作法は必要ありません。ただぐるっと気の済むまで歩くだけ。

 


ただそれだけです。

 


特に効果がある場所は、毎日のように日暮まで友達と遊んだ河原や広っぱ、グラウンドです。

 


この場所は今でも写真を見るだけでも気持ちが前向きになります。

 


多分私は人間が単純なんですね。

 


みなさんは落ち込むことはありませんか。

 


そんな時、気持ちをリセットするご自分だけのパワースポットはありますか。