こんにちは。ぼーんぐんです。
今日は"べんべん"風にスタートします。
べんべん?
ご存知ありませんか?
バナナのようでバナナでない、べんべん
レモンのようでレモンでない、べんべん
それは何かとたずねたら
カリン、カリン
こんなやつです。お粗末でした。
みなさんは"べんべん"でお馴染みの落語演目の「豊竹屋」をご覧になったことはありませんか。
義太夫に凝り固まった豊竹屋節右衛門は、何にでも節をつけ義太夫調で語らなければ収まりません。
その即興浄瑠璃に口三味線が得意な男が加わって始まる浄瑠璃セッションが笑いを生みます。
ミカンのようでミカンでない、
ダイダイのようでダイダイでない、
それは何かとたずねたら
最近は浄瑠璃はもとより落語もあまりテレビで見なくなりました。
でもたまに見るといいですね。
今のお笑いとはひと味違う古典ならではの"間"もなかなかいけてますよ。
今はYouTubeで手軽に楽しめますから、まだ「豊竹屋」を知らないよ!という方がいましたら検索してお楽しみください。
ところで今日の盆栽紹介は"カリン"です。
今朝降った雨で我が家のカリン盆栽から実が自然落下しました。落ちた身は全体が鮮やかな黄色に染まり正真正銘の完熟です。
とても綺麗でしょう。
みなさんに香りが伝えられないのが残念ですが、香りもとても良いのです。
そして効果効能。
カリンは喉の薬でお馴染みですが、毒性があるのでそのまま食べることはできません。
アルコールかハチミツに漬け毒性を抜くことで喉の薬として楽しめるんです。
私の盆栽鉢からは今年は2個の収穫がありました。
昨年は10個ほど収穫できたのでブランデーやホワイトリカーに漬けて楽しみましたが、今年は数が少ないですからハチミツ漬けにチャレンジしてみます。
ハチミツ漬けはアルコール漬けと違い2ヶ月ほどで完成するようなのでその頃にまた出来栄えを投稿する事にしますね。
みなさんの中に喉を使う声のお仕事をされている方はいませんか。もしくは冬場の乾燥に喉が弱い方はいませんか。
そんな時は市販の"のど飴"も良いですが"カリン"もお試しください。
自家製のカリンなら一層愛着も湧いてくるものです。スーパーの売り場でカリンの販売を見かけたら、是非お試しになってください。