ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

ひとつ大きくなりました

こんにちは。ぼーんぐんです。

 


昨夜の話です。

 


仕事帰りの電車の中で不意にスマホにLINEメッセージが届きました。

 


「パパお誕生日おめでとう」

 


家内からです。

 


最近のお気に入りの"オリコトリ"のスタンプと共にお祝いのメッセージです。

 


暫くして"ひねくれうさぎ"が転がって笑っているスタンプと共に訂正のメッセージが入ります。

 


「1日間違っちゃった。見なかったことにしてね」

 


普段から大雑把が洋服を着て歩いている家内なので1日早いLINEメッセージは慣れっこですが、自身の誕生日に気付き、思いを巡らせました。

 


「そうか、俺、誕生日だよ」

 


昭和の時代の今日1月12日。

 


私は大阪城前にある大阪国立病院で生まれました。3600グラムと母子手帳にありますから母のお腹でしっかり育っていたんだと思います。

 


親父は深夜にも関わらず私の誕生を待っていたようで、廊下はとても寒かったと後から聞きました。

 


「当日はどんなだったんだろうか」自分の誕生を心待ちにしていた両親を自身の目で見たい思いが募ります。

 


先日のテレビで究極の二択という番組がありました。みなさんはご覧になっていたでしょうか。

 


その中にこんな質問がありました。

 


「あなたが行けるとしたら過去?未来?」

 


結果はおよそ6割の人が過去を希望したと言います。未来じゃないんですね。

 


今回、私はこの質問を少しアレンジして、みなさんに問いたいと思います。

 


「ご自身の生まれた瞬間に立ち会いたいか、もしくはご自身の最期の時に立ち会いたいか。みなさんならどちらを希望なさいますか」

 


私は、自分の寿命に関心がないこともありませんが、それよりも自分がこの世に生まれた瞬間に立ち会いたい希望があります。

 


若い父と母にも会いたいし、どんな思いで私の誕生を待ってくれていたんだろうと思うからです。

 


両親が自分へ込めた思いを想像すると、時間を無駄にしてはダメなんだとか、体を粗末にしてはいけないんだと思います。

 


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誕生日休暇制度。

 


みなさんの職場にもあるでしょうか。

 


うちの職場では、この日は親に感謝をする日として従業員へ休暇を与えています。

 


存命であれば父や母へ直接の言葉で、亡くなっていればそっと手を合わせて心の中で感謝の気持ちを伝える日としています。

 


勿論一緒に食事をするもいい、花を贈るでもいい。遠方ならば電話でも問題ありません。

 


それぞれが考えて行動を起こすことが重要なんです。

 


普段はなかなか両親へ面と向かって感謝を言葉にできないものです。

 


私は今日何と言おうか。

 


みなさんならば如何ですか。どのように感謝の気持ちを伝えますか。

 


照れくさければ文字という手もありますが、メールやLINEは避けることにします。やはり手書きが良いですものね。

 


命を授けてくれてありがとう。