こんにちは。ぼーんぐんです。
今月から顎髭を育てております。
はい、いわゆる“ヒゲデビュー”です。中高年男性が職場から卒業証書を受け取ると、なぜか「髭、いっとく?」という謎のスイッチが入るのはなぜなんでしょうか。

思えば、あの毎朝の“髭剃りルーチン”って、なかなかの苦行です。
まだ目も開ききらないうちから刃物を顔に当てるわけですから、冷静に考えるとかなりハイリスク。ある日ふと鏡を見て思ったんです。
「この顎・・育ててみるか?」
そこから私の“髭ライフ”が始まりました。
当然ながら、髭を伸ばすと人の反応が気になります。
うちの子供は「パパ、なんか・・それなりにカッコいいやん?」と微妙に褒めてくれましたが、妻は「え、鶴太郎に寄せてるの?」と軽く失笑。家庭内評価は真っ二つです。
かつて日本の職場では「髭は不潔なもの」という謎の公式がありました。特に営業職にいたってはヒゲをたくわえた瞬間に、上層部の眉がピクリと反応します。
でも令和となり時代が変わってきました。リモートワーク、ダイバーシティ、多様性バンザイ!な風潮のおかげで、
「髭も・・ファッションじゃね?」と言える時代になりつつあります。
街を歩けば、髭を育てる中高年男性をちょいちょい見かけるようになりました。いわば「第二の反抗期」、もしくは「渋めの思春期」到来です。
もちろん、髭は“やりすぎ注意”。手入れを怠れば、ただの無精髭。ほどよく育て、ほどよく整え、「あくまで自然に、でも計算済みで」。そんな難しいバランスが求められます。
でもね、思うんですよ。せっかく髭で個性を出してるんだから、もうちょっと自由に遊んでもいいんじゃないのかと。
たとえば、イケオジシャツ着てカフェ巡り、 陶芸教室で湯呑みづくり、流行りのソロキャンプで星を見に行く(クマが怖いが・・)などなど。
誰にも怒られない年齢になった今こそ、やりたい放題だぁ!ってね。だから髭だけじゃ不十分。折角ならクセのある“フルオプション系オジサン”を目指していきます。
ただし、問題はここから。
昭和世代って、「自由にしていいよ」と言われると一番困るお年頃。真面目は美徳、空気読みは特技、そして羽目を外すと「近所の目が」が自動再生されるのです。
趣味に走ろうとすると「そんなヒマあるなら、実用的な事をしよう」とブレーキをかける始末。
だからまずは髭だけ伸ばして様子見です。これぞ“昭和魂の慎重派リベリオン”。
髭を伸ばす。それだけで、ちょっと心が軽くなる。見た目の変化だけじゃなく、内側からじわっと自由になっていく感じ。そう、これは「小さな反抗」なんです。
時には「その髭、ちょっとアレね」と笑われることもあるかもしれません。でもそれでいい。大事なのはやってみる事。
自分の気持ちに、ちょっとだけ優しくなること。
時代は変わったんだし、そろそろ“ちゃんとしすぎ”から卒業していいんじゃないでしょうか。肩の力を抜いてね。
髭でも服でも趣味でも堂々と楽しもう。
オジサンの反抗期、案外いいもんですよ。