こんにちは。ぼーんぐんです。
最近、ある昭和ドラマを観て、心のどこかがじんわりと熱くなりました。
そのドラマは「俺たちの旅」。
皆さんはご存知でしょうか。

あの頃のテレビって今と違って、どこか泥臭くて、不器用で、それでいて真っすぐで。何とも言えない“熱”があったんですよね。
登場人物の名前からしてクセが強い。カースケ、オメダ、グズ六。笑
でも、彼らの生き方は至ってまっすぐ。恋や仕事に悩みながら、時にぶつかり合い、時に支え合う。友情と青春を全力で駆け抜けていくんです。
笑って、泣けて、ちょっと切なくて。そんなドラマを観ていたら、自分の中にも確かにあった“あの頃”が蘇ってきました。
「俺たちの旅」を見終えたある夜、湯船に肩まで浸かりながらこう考えました。
「もし自分の人生を“設計”できるとしたら、どんな旅にするだろう?」って。
唐突に始まった人生妄想の旅。しばらくお付き合いください。
妄想の設定はこう。
あなたはこの世を支配する神から80年分の人生の持ち時間を与えられます。但しその使い方はあなた次第。次の3つの旅ルートから自由に選択できる権利を手に入れます。さぁあなたはとのルートを選びますか。
面白そうでしょう。それでは私が考えた3つのルートを順に説明しますね。
ルート1:0歳から20歳まで人生を× 4回経験して80年を楽しむルート
まさに“永遠の青春パス”。4回も10代を謳歌できるルートです。制服・文化祭・告白・失恋など、もう一度じゃなくて、4回味わえるのはすごいでしょう。
でも毎回、20歳の誕生日でおしまい。物語の“途中で降ろされる感”は、なかなか切ないものがあります。
ルート2:0歳から40歳まで人生を× 2回経験して80年を楽しむルート
青春も社会人も、家庭もある程度体験できる“バランス重視ルート”です。ほどよく酸いも甘いも味わえて、しかもやり直しができる人生おかわりつき。40歳の誕生日でおしまい。如何ですか。
ルート3:0歳から80歳まで人生を× 1回のみ経験するルート
いわば“現実フルコース旅”。(今のまま)
長い時間をかけて人間関係を育み、家族や仲間との絆を深め、喜びも悲しみも、ぜんぶ背負って歩む旅。やり直しはきかないけれど、だからこそ一瞬一瞬が輝くルート。
味わい深い3つのルート。あなたなら与えられた80年分の自分の人生を、どのルートで楽しみたいですか。
※
湯船での妄想に熱が入りすぎて、ちょっとのぼせてきたので洗い場へ。
頭をシャンプーでモシャモシャしながら、次なる設定を追加します。
そうだ、生まれ変わる際に「記憶を引き継げるとしたら」どうだろう。これによって選ぶルートは変わるのだろうか。と考え始めます。
もし、記憶を引き継げるとしたら、経験を活かして“より良い選択肢”を取れるはず。挑戦しがいもあります。
例えば、20歳×4回でも、記憶を持っていれば3周目くらいでほぼ完璧な青春を謳歌できそうです。逆に、記憶がないと2回目の人生でも1回目と同じ失敗を繰り返すかもしれない。
そう考えると結局のところ、「旅をどう楽しむか」は記憶の有無で大きく変わってくるんですね。
さて、どのルートを選択しようか。
※
体を洗い終えて再び湯船に浸かる頃には、この妄想への私なりの選択肢が固まりました。
私が選ぶのはルート3。一度きりの80年の旅を選択しました。
誰かのために時間を使い、思いどおりにいかないことにも向き合って、それでも人生の景色をまるごと味わっていく。
やり直しは効かないけれど、だからこそ本気になれる。予定通りにいかないところにこそ、“旅”の醍醐味があると考えたからです。
一度きりだからこそ、人生は美しい。
不器用でも、遠回りでも、最後に「これでよかった」と思えたなら、それがきっと、最高の“俺の旅”だと思うのです。
昭和のドラマに背中を押されて、今日も私は、まだまだ続く自分の旅路を歩いていこうと思います。
さぁ、次はあなたの番。
あなたなら、どの旅のルートを選びますか?
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