こんにちは、ぼーんぐんです。
「今日は遅くなるから、ハンバーグ焼いといてね」
先日、妻からのそんなLINEを受け取り、夕方キッチンに立ちました。家族分のハンバーグを一枚一枚、心を込めて丁寧に焼く私。
表面はカリッと、でも中はジューシー。うん、完璧だ。俺、ハンバーグ職人かもしらん。
焼いている間から、あの肉汁あふれるハンバーグと白米のハーモニーを想像して、テンション爆上がり。実は子どもの頃から、ハンバーグは大好物なんです。
でも、最近は体重も気になる
これ以上横への成長をしてはいけません。泣く泣く今夜のハンバーグを控える決意をしました。
そして、俺の分のハンバーグは「明日のお楽しみ」として、ラップで厳重に包み、冷蔵庫の一番奥にこっそり仕舞い込みます。

翌朝。
冷蔵庫を開けたその瞬間、違和感に気づきました。あれっ、ない。俺のハンバーグが、ない!
不安を覚えながら食卓テーブルへ向かいますと、そこには4分の1ずつにカットされたハンバーグが家族のお皿にキレイに並んでる。
「おい待て、これまさか。」と聞くと、家内がさらっと一言。
「え〜?いらないから残してるのかと思って、家族で分けといたよ」
うそやん。誰がいらんって言うた?
あれは俺が、俺のために、俺が焼いた俺の分のハンバーグやで!
‥とは言えず。男ですから。
ここでグチグチ言うのも大人げないと思い、何も言わずに4分の1にカットされたハンバーグを噛みしめました。
しょっぱい。いや、ハンバーグは美味い。でも心がしょっぱい。
あぁ、男はつらい。
※
男性諸君、私のように日常の中で「なんか、俺だけ大事にされてなくない?」と感じたこと、ありませんか?
例えば、他にはこういうの。
「俺、ダイエットするわ」って家族に宣言した途端、夕食に唐揚げ。しかも、大好物のやつ。さらにピザの出前も頼まれたりしてる。
なんで今やねん、今それ出すか?ひょっとして試されてるんか?俺の意志力!
とか、
またある日、家内と買い物帰りのこと。
「晩ごはん食べて帰ろうか。何食べたい?」と家内に聞くと、「なんでもいい」って言うからラーメン屋に入ったら、
「なんでラーメンなん?」
いやいや、なんでもいいって言ったやん!
その後、注文したラーメンがなかなか来なかったり、レジの人がちょっと無愛想だったり、帰り道が妙に渋滞していたりして、その怒りの矛先は全部こっち。
しらんがな!
また、自宅のリビングでも男はつらい。
私が楽しみにしているテレビ見てると、必ず家内は私に話しかけてきます。しかも、私とテレビの間に陣取って、こっち向いて話し出す。
テレビに集中したいけど、無碍にしたら機嫌が悪くなると思い、少し気の利いた言葉を選んで話しかけると、
「ええから、聞いといてくれたらいいねん」
えー!それやったらあっち行って、壁にでも向かって話してくれ!
と、心内で反論。
これって、うちの家内が特殊なのでしょうか。それとも世の奥様方がモンスター化しているのでしょうか。
※
実はね、今回のハンバーグ事件、よく考えたら私にも落ち度があったのかも。
ラップで包んで冷蔵庫に入れただけで、「これは俺の大事なハンバーグ!」って、ちゃんと伝えてなかった。
夫婦って、長く一緒にいると「察してほしい」「言わなくてもわかるでしょ?」って思いがち。でも、それが一番すれ違いのもとなんですよね。
思いは、言葉にしないと伝わらない。
これは今回、肉を通して得た深い学びでした。
昔は「言わんでもわかれ」が男の美学だった時代もありました。歌手の沢田研二も歌っています。
"ジョニ〜、あんたの時代は良かった〜"
でも今は違う。
カッコつけてスベったっていいじゃないか。思いは、言葉にしよう。ハンバーグだって、気持ちだって、冷蔵庫にしまいっぱなしじゃ誰にも届かない。
※
子どもたちに「おじいちゃん」って言われても、家族の笑顔があれば全部チャラ。男はつらいけど、それでいいのです。
あの昭和時代の懐かしの映画でフーテンの寅さんが言ってました。
「それを言っちゃあ、おしまいよ!」
だから、俺も言わない。もう言わない。
‥だけど、やっぱり最後に一言だけ言わせて。
俺のハンバーグ、返してくれ。
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