こんにちは。ぼーんぐんです。
大相撲千秋楽盛り上がりましたね。
みなさんはご覧になりましたか。
まさか28年ぶりの巴戦で勝敗が決するなんて思いもしませんでした。
阿炎関初優勝おめでとうございます。
また何度も初優勝に挑戦をし続ける高安関にも大きな拍手を送りたいと思います。
みなさんはご存知でしょうか。高安関が取組前に必ず行っているポーズのことを。
最後の塩を取りにいった際、拳を作り力を入れた両腕を軽く曲げ、首元から肩にかけての筋肉をモリモリ盛り上げます。
そしてドスンと足を踏み下ろす。
そのポーズから逞しいヒグマのような力強さを感じます。人気の仕草です。
ところが決定戦ではその力強さが見られませんでした。そのまま土俵に立ち一気に突っ込みます。
ドスン!
立ち合いで両者が激しくぶつかります。そしてすぐに勝敗が決しました。
声援が一転静まり、視線が高安関に集まります。・・大丈夫?
豪快な突進の後、高安関は阿炎関の胸板に弾かれて脳しんとうを起こします。
うずくまった土俵からしばらく立ち上がることができません。
関係者が2人、土俵に駆け上がり声をかけますが高安関のフラつきが止まりません。
高安関の体が心配です。
緊張でかたくなったのか、自分を見失ったのか、残念ですが目の前のトロフィーを、あと一歩のところでまた取り損ねてしまいました。
でも私の目には見えます。
大きなトロフィーを手にし満面の笑みを浮かべた高安関の姿がはっきりと見えます。
高安関負けるな。
今年は叶わなかったけれども気にすることはありません。来年は、きっと「もういいよ」というほど勝ち続けますからね。
気弱にならないで、また元気な姿をファンに見せてください。
そして土俵に入る前の"モリモリ""ドスン"の逞しいヒグマのような力強さを見せてください。
時間がかかっても高安関の歩みの先に必ず優勝トロフィーが待っていますから。
みなさんは大相撲はお好きでしょうか。
大相撲には野球やサッカーなどほかのスポーツにはない感動のドラマが見られますよ。