こんにちは。ぼーんぐんです。
世の中マスク生活が当たり前になって久しいですが、みなさんは以前と比べてご自身の滑舌が悪くなった自覚はありませんか。
ほんの二年ほどで明らかに生活様式が変わり、人とのコミニュケーションが少なくなっています。
ある調査では、職場の中心的役割を担う40〜50代の年代でさえも人との会う機会が減った事から話の語尾が疎かになっている自覚があると言います。
40代でも口の衰えが出ているのですね。
そんな中で「オーラルフレイル」という言葉が注目を浴びています。
オーラルフレイルとは、口から食べ物をこぼす、物がうまく飲み込めない、滑舌が悪くなると言った軽微な衰えを見逃した場合、全身的な機能低下が進むことを言います。
特に高齢者にとっては注意が必要で「歯の定期検診サボる」「間食の後歯磨きをサボる」など衛生面でケアを怠りますと、だんだん全身に影響が及びます。
歯周病からやがて排血病を引き起こすこともあるようですから怖いですね。体が弱ってきた高齢者には様々な症状が出ますからご注意くださいませ。
ここ最近、誤嚥性肺炎増えているのも話す機会が減っている事が原因と言われています。
さて、みなさんは飲食の際に"むせる"ことはありませんか。何か飲み込んだ瞬間に"むせる"ようになるのは口が衰えてきた兆候なんです。決して他人事とは思わないで下さい。
予防方法は「よく噛んで食べる事」。
普段の食事を雑穀米にするとか、煮物の具材を噛みごたえのある大きさにするなど工夫が必要です。
さらに口を動かすことが大事ですから破裂音を含んだ言葉の練習で誤嚥をしない対策も効果的ですね。
感染防止のマスク着用は仕方ありませんが、それが元で体を壊したのでは元も子もありません。
オーラルフレイルとは何か。「正しい知識を持ち」「自覚したら放置しない」ことが重要です。
ご家庭でも職場でも、しっかり対策をして笑顔で暮らしたいものですね。