こんにちは。ぼーんぐんです。
みなさんは悩みをお持ちでしょうか。今日は明るい人生を拓くカギの話を、ひとつ紹介します。
今朝テレビの情報番組のコーナーで、マジックが披露されていました。それは”おまじないをかけると消えてしまうというマジック”です。
手順はこんな感じです。
左手で五百円玉を一枚持ち、右手に持ったペンで五百円を差しながらリズムよく上下に動かします。
”イチ、ニノ、サン”
視聴者は左手の五百円玉が消えるのではないかと考えて、消える瞬間を見逃すまいと五百円玉にだけを意識しています。しかし実際消えたのは右手に持ったペンのほうでした。
「ペンかーい」
私は朝食後のコーヒーを飲みながら思わず突っ込んでしまいました。
タネ明かしはこうです。ペンを持った右手を上下に振り上げるタイミングで自分の右耳の上にペンをひっかけてしまうのです。視聴者は左手に持った五百円玉にばかり注目していますから全く気付かないんですね。
もし、最初から「ペンを見ていてください」と言っていれば簡単に仕掛けに気付いてしまうマジックも、意識が五百円玉に集中しているので、ペンは視界に入っていても見えなくなってしまうんです。
これがまさに”思い込み”なんです。
これでわかることは何でしょう。そうです。視界が非常に狭まっている人が多い事がわかるのです。
マジシャンはマジックの後、「自分が見ているものが、すべてではない」ことを視聴者に話されていました。
「確かにそうだよな」
人が悩むのも、マジックで騙されるのも原理は同じだそうです。どちらも”思い込み”によるものなんですね。
人は悩み苦しんでいる時は、辛くて苦しいと”そればかり”感じるものです。
しかしそれは自分の思い込みに囚われているからであって本当の現実ではない。例えどんな暗闇であったとしても必ず何処かには出口があるものなんです。マジシャンはそれを視聴者に気付かせてくれました。
マジックのタネ明かしの瞬間のように、辛い人生にもパッと悩みが晴れる瞬間が来るものです。
人生においては集中している意識を”よそに変えてみる”ことが重要だと言うことです。
自らの思い込みに気づくことが、明るい人生を拓くカギになるんですね。
みなさんは如何お考えでしょうか。