こんにちは。ぼーんぐんです。
庭木の鴫立沢モミジの新緑が最高です。この時期ならではの葉脈が見どころのひとつなんです。
微かに風で揺れる葉を見ていると気持ちがホッとしたり、リラックスしたり。
視覚情報から脳へ良い影響を与えているのでしょうね。
先日視聴したテレビ番組でこれに似た面白い話がありました。脳腸相関の話です。
みなさんは脳腸相関って言葉ご存知でしょうか。
例えばみんなの前に立ってスピーチする様な緊張の場面では、お腹が痛くなって手洗いに何度も行きたく成る気持ちってわかりますよね。
要するに脳と腸は密接に関係しているってことです。
番組では、うつやアルツハイマー、パーキンソン病なども腸内細菌に原因があるのではないかと研究が進み、その腸内細菌がひいては心に影響を及ぼすことが科学的にわかってきたってそうです。
驚きませんか。
病は腸からってことですね。
そういえば日本には昔から腸と心をつなげる言葉が沢山あります。
例えば、腹の中を晒す、腹が立つ、断腸の思いなどの腸にまつわる言葉です。
昔の人たちは経験的に腸の働きが心に影響を与えていることをわかっていたのかもしれません。
最近はさらに研究がすすみ、長距離ランナーと腸内細菌の関係を探す研究が行われていて、持久力アップに効果がある細菌が特定されたんです。
その効果を検証するために、普段運動に無関係な人にその細菌を投与すると、実に1割程度も運動能力がアップしたって言いますからバカにできません。
これを応用して記憶力アップも期待できる細菌が突き止められでもしたら受験生からの問い合わせが殺到するでしょうね。
さて、この能力アップが確認された細菌の栄養源はなんだと思いますか。それは食物繊維なんです。バラエティーに富んだ食物繊維を食べるのがいい様です。
パンは雑穀入り。全粒粉のもの。麺類では蕎麦かパスタ。納豆、きのこなども良いとされます。毎日20から25グラムを目安に摂取するのがポイントです。
みなさんもお気をつけください。今や人生100歳時代です。
私の様に何歳になっても好きなものを好きなだけ食べている様だと体も脳も衰えるだけですよ。
食生活を改めて、心も体もいつまでも若々しくありたいものですね。