ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

「紅生姜の天ぷら」って大阪のソウルフード?

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

天気予報では台風4号が沖縄に最接近だそうです。この影響から今日以降数日間は久しぶりの雨が期待できます。

 

連日の暑さで夏野菜が大変な危機でした。

 

昨日のニュースでは、あまりの高温から「畑でスイカが茹で上がった」と冗談のような情報まで流れていましたから、これでやっと一安心ですね。もちろん台風の被害は避けたいところですが、まとまった降雨は単純に歓迎したいと思うのです。

 

さてそんな中、スーパーに立ち寄りますと入り口付近の青果コーナーに大量の新生姜のパック販売がありました。

 

「新鮮だね。とても美味しそう」

 

思わず買う予定のなかった新生姜を3パック、買い物かごの中に放り込みました。関西人にとって紅生姜には親しみがあります。「たこ焼き」「お好み焼き」「焼きそば」にはカットされた紅生姜はなくてはならないのです。

 

また、関西発祥の「紅生姜の天ぷら」は、もはやソウルフードといって良いかもしれません。

 

ということで、本日は「紅生姜の漬け込み」についてお届けしたいと思います。

(6/29投稿記事の詳細版です)

 

読者の中には、ここ数回の投稿をご覧になって「おいおい、ぼーんぐんは、料理系のブログへ衣替えしたのかい」と問われそうですが、そういうわけではありません。

 

私のブログは引き続き「食と健康と職場」をテーマに投稿いたします。

 

しかしその内容は、ご覧になっていただいた誰かのお役立って欲しいと願う一方、私にとっても備忘録的な意味合いがあるのです。

 

特に「梅干しや紅生姜の漬け込み」のような年に一度の行事ごとは、材料や手順を暗記しているわけでもありませんので、どこかに書き留めておく必要があるのです。

 

今までは手帳の隅にメモをしていましたが、どういう訳か必要な時に出てまいりません。しかしブログに投稿しておけば通信が遮断されない限り大丈夫ですよね。

 

ということで早速「紅生姜の漬け込み」に入りたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

まずは、材料と道具について説明します。

 

<材料>

・新生姜(とにかく新鮮なもの)

・赤紫蘇(とにかく新鮮なもの)

・あら塩(新生姜の4%程度、紫蘇の10%程度)

ホワイトリカー(殺菌用で霧吹き容器に入れて使用)

・梅酢(生姜が漬かるぐらいの量)

 

<道具>

・大きめのざる

・漬け込み容器

 

材料はまず今回の主役の新生姜です。

 

大概はパックに複数の新生姜が入って販売されていますので、必要な量を購入します。今回は3パック準備しました。

 

買う時のポイントはもちろん新鮮なものです。

 

パックをよく見て、生姜の切り口が痛んでいるものは避けたほうがいいでしょう。たとえ値引きシールが貼られていてお得感があっても、痛んでいる個所をカットすれば量も減りますからね。

 

瑞々しくて新鮮な商品の入手が成功のポイントです。

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次に入手した新生姜を適当な大きさに包丁でカットします。

 

枝分かれしている部分でカットしたり、切り口や傷のある個所は切り落としていきます。大きな部位は真ん中で縦に半分にカットしておくと均一に漬かります。

 

そして水洗いです。

 

一つずつ手に取り、砂やほこりなどの汚れを流水できれいに洗い流します。洗い終わりましたらキッチンペーパーなどでしっかりと水分をふき取ります。

 

最後に塩をすりこみましょう。

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全部終わりましたらザルに入れて風通しの良い場所で陰干しです。途中何度か天地を返します。天気の良い日ならば4時間ほどで水分が抜けてくれます。

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次に干し終わった新生姜を、消毒した漬け込み容器に移します。そして新生姜が漬かる程度に梅酢を注ぎます。

 

ここで使う梅酢は梅干しを作った際に出てくるものです。

 

しかし今年の梅干しはまだ完成していませんから使えませんので、昨年の梅酢を使うことになります。

 

私の場合、昨年は赤紫蘇を使わない「白梅干し」でしたから梅酢に赤みがありません。このまま漬け込んでも生姜を漬けることが出来るのですが、紅生姜にするには「紅」でなければなりませんよね。

 

そこで赤紫蘇を適量いれる必要があります。

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「赤紫蘇の塩もみ」手順は前回の投稿を参考になさってください。

 

「赤紫蘇の塩もみ」で出来上がった紫蘇を、先ほどの漬け込み容器に入れますと漬け込み作業は完了となります。お疲れさまでした。

 

このあと1ケ月で食べることが出来ます。

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如何だったでしょうか。

 

最後に紅生姜の効果効能について触れておきます。

 

紅生姜は毎日食べることで生活習慣病予防が期待できます。

 

生姜の成分シンゲロールには中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を防ぐ働きがあるからです。また、赤梅酢の酢酸には血圧の上昇を防ぐ効果がありますので健康面でも助かりますよね。

 

しかし食べすぎには注意が必要です。

 

特に市販品の紅生姜の赤色には、タール色素という合成着色料が使われています。これは主に石油を原料に作られていて、非常に危険度が高い食品添加物なんです。

 

牛丼店やほかの外食チェーン店ではこういった紅生姜を使われているところも多いようですから、外食での食べ過ぎには注意をしたいものです。

 

その点、自家製は安心していただくことが出来ます。

 

私は先にあげた「たこ焼き」に代表される関西フード以外に、お茶漬けの友として紅生姜をよく食べます。

 

新しく漬けた紅生姜は歯ごたえと香り大変良いので大好物なんです。

 

しっかり漬かった紅生姜はもちろん美味しいのですが、漬けたての味は自家製でしか味わうことが出来ません。

 

みなさんも召し上がりませんか。

 

ご興味を持たれた方はチャレンジなさってはいかがでしょうか。