ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

迷惑なドラえもん

こんにちは。ぼーんぐんです。

 


いやぁ今朝は一転して冷えましたね。

 


職場に着くと正面の大きなガラス窓が真っ白にくもって外の景色が全く見えません。外気温との差が大きいのですね。

 


一面の白い窓を見ていますと徐々に大きな"白板"にも見えてきます。

 


するとムクムクと私の中の子供心が刺激されて、窓に指を使っていたずら書きをしたくなってきます。

 


ドラえもんでも書いてみようか、

それとも相合傘でも書いてみましょうか。

 

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小学生の頃、学校の教室の黒板に端には日直当番の名前の欄がありました。そこには毎日男女それぞれ1人ずつ児童の名前が書かれていたものです。

 


思いを寄せてる異性との組み合わせになると、決まって相合傘のいたずら書きがされるのは定番でしたね。

 


ヒューヒュー

 


囃し立てたり、立てられたり。懐かしい思い出ですが嫌な思いをした人も多かったのかもしれません。

 


ところでいたずら書きと落書きの意味の違いはあるのでしょうか。

 


許可を得ず自分の思いのままに書き記す意味では同じなのかもしれません。

 


それでも優れた絵や世間が認めるメッセージ性のあるものならば許される場合もあります。

 


落書きなのかアート作品なのか。

 


結局は受け取り側の判断ですね。

 


かつてバンクシーの絵を見て、そのメッセージ性の高さから世界で評価を受けていましたが、テレビを通した向こう側の話だから冷静におられるんじゃないでしょうか。

 


仮に自宅の白壁に描かれたら、あなたならどうしますか。

 


私ならきっとそのままにはしていません。迷惑な行為はアートにはなり得ないと思うからです。

 


それでは私が描いたドラえもん。会社のくもった窓にした私のいたずら書きはどうなっただろう。

 


心配になって昼間に窓を覗いてみますと既に影も形もなくなっています。

 


あら消えちゃったよ。

 


日中の暖かい日差しに誘われて、迷惑なドラえもんは未来の世界へ帰ったようです。