ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

アナログな情報源の価値

こんにちは。ぼーんぐんです。


みなさんはスマートフォンをお持ちですか。そして今の時代はネットで調べられないものはないと思っていませんか。


しかし、情報の原点は未だ本なんです。


ネット検索でもわからない、どんな疑問も解き明かす図書館司書が蔵書6万5千冊の中から答えを導き出してくれる。そんな番組を見ました。


「沸騰ワード10」ご存じでしょうか。


図書館の可能性を引き出してくれると信じて寄せられた疑問の謎を解く番組です。


例えばネット検索で探しきれない次の二つの質問に答えられるでしょうか。


「花束を贈るようになったのはいつからか」

「猫は痩せると肉球も痩せるのか」


図書館司書は、どの本を調べれば良いか、どういった本が存在しているかを熟知しています。立ち所に本から真実を導き出しました。


みなさんは図書館をご利用されますか。


世界には1億冊以上の本が存在すると言われています。


それは「先人の叡智」であり「未来へ書き残した知恵と情報の宝庫」ともいえます。疑問はこの中に必ず手がかりがあるのです。


図書館司書は語ります。「真実はいつも本棚の中にある」んだと。


私たちが手にしているスマホは何でも教えてくれる魔法の装置だと勘違いしてはいけません。


情報源はまだ他に沢山あるのです。


私たちは、普段の職場の調べ物をネットで簡単に済ませてしまいがちです。しかしコピペをしてスマートに作った資料に一体どれ程の価値があるでしょうか。


誰が作っても同じ出来栄えの成果物に、どれだけの意味があるのでしょうか。


独自の視点や独自の情報を盛り込むには、従来の情報源も疎かにしてはいけませんね。


偏った情報から作られた資料をもとに、正確な意思決定が出来るとは思えません。


デジタルな時代だからこそ、アナログな情報が価値を生む時代だとはいえないでしょうか。

 

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みなさんは如何お考えでしょうか。