ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

叱りすぎると嘘をつく子が育つ

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

「叱りすぎると嘘をつく子が育つ」と聞いたことがありますが、これは本当でしょうか。

 

幼い子供はまだ成長の途中ですから「注意力」や「集中力」が足りないところがあります。

 

失敗したことを一度や二度注意されただけでは十分に理解できないこともあるのです。その結果、同じ間違いを繰り返してしまいます。

 

しかし、完璧を求める親がその都度大きな声で威嚇したり、子供の躾だと叩いて覚えさせようとするとどうでしょう。次第に注意された内容よりも「失敗すると辛いことが身に起きる」という心理だけが子供に定着するようになるようです。その結果、子供は失敗を親に隠すようになり「嘘」をつくことを覚えるのです。

 

何度も怒られる子供は、親が「怒らないから本当のことを話してね」と伝えても、また怒られることを怖がって、反射的に「嘘」を重ねるようになるんですね。

 

悪循環です。

 

失敗したことへの注意や教育は、親や周囲の人が子供に寄り添い分かりやすさを工夫する必要があります。

 

・一度にたくさん言わないこと

・短い言葉で伝えること

・言葉と紙の両方で伝えること

 

そして何より伝えた内容が出来たなら、まず、そのことを具体的に伝えて褒めてあげましょう。また仮に失敗してしまったとしても、正直に話してくれたなら、そのことを褒めてあげましょう。

 

そうすれば子供の気持ちも前向きになり、徐々に失敗も少なくなるといいます。

 

これは職場においても同じことが言えます。

 

一般的に大人の「嘘」は子供のそれより複雑で厄介なものです。

 

皆さんの職場にもいませんか。

 

怒られそうだと思った時、先手を打って嘘をつくことで怒られるのを回避してみたり、失敗を咎められた際にとっさに嘘をつくのが上手な人達が。

 

それをさも得意げに「世渡りだ」と公言する人までいます。

 

しかしどちらにしても自分の気持ちを偽り続けることには変わりがなく、決して満足感など得られません。

 

ネガティブ思考が強まるだけで、怒られることが怖い気持ちが一層強まってしまうのです。

 

「嘘」を習慣になさっている方は、失敗を恐れ消極的な行動しかとれなくなるといいます。言われたこと以上のことをしない無責任な社会人になってしまうケースが多いのです。

 

原因は何でしょうか。

 

心理学において、すべての悩みの原因は「自信のなさ」だと解説しています。

 

自信があれば嘘をつくことはありませんし、怒られても必要以上に動揺しないで自分の気持ちに素直に振る舞えるからです。

 

嘘をつく習慣をお持ちの方へは、ご自身の自信のなさと向き合うことを促してあげてください。

 

仕事でもプライベートでも怒られると思って「嘘」をつく習慣のある人には、決して幸せな人生は待っていませんからね。

 

みなさんは如何お考えでしょうか。