こんにちは。ぼーんぐんです。
私が住む町のいつもの光景です。
「おかえり。気を付けて帰りや」
「あぶないで、横に広がらんと歩きや」
平日の夕方、お揃いの上着を着た「地域見守り隊」のシルバーボランティアの方々の声が響きます。
学校帰りの小学生の子供たちに声掛けをしているのです。
「おばちゃんこんにちは。ばいばーい」
子供たちも元気に挨拶しています。
数年前、帰宅途中の子供を狙った卑劣な事件があってから「我が町では事件を起こさせてはならない」と町内で組織しているんです。
町の角々に立つ、お揃いの黄色いジャンパーを着たシルバーボランティアの方は旗を手に持ちとても勇ましく映ります。
ボランティアの方々も子供たちもお互い笑顔を交わします。
ひとの笑顔は良いですね。周りが爽やかになります。
その光景を見るにつけ、なぜ子供たちや現役を引退されたシルバーの方々には素敵な笑顔が出来るのに、現役世代の社会人には笑顔が少ないのかと考えてしまいます。
職場では、後輩から挨拶されても知らんぷりを決め込んだり、笑顔でお茶を汲んでくれる女性にも、さぞ当たり前のことだと無表情でいる人を見かけます。
「商売にならない笑顔は損をする」とでも思っているのでしょうね。
その一方、顧客向け営業セミナーや社内外のコミニュケーションセミナーへ通い「挨拶」や「笑顔」の効果を学んだりします。
矛盾していませんか。
笑顔の効果はあえて触れなくともみんなが知っていること。それよりも笑顔の実践をしなくてはなりません。
私は実践をするのはその環境に身を置くことが最適ではないかと考えています。ですから子供と触れ合うボランティア活動に参加するのは即効性のある実践法なんですね。
もう何年も前の私の職場の話です。
当時の営業を統括する役員が、いつも笑顔で社員への声掛けを実践されておられました。
営業から戻った社員へ「お疲れさん。車は渋滞しなかったかい」などと笑顔で話しかけ労をねぎらっています。また、シュレッダーのゴミ捨てをしている社員のそばを通るときは「いつもありがとう」と声掛けして、さりげなくコロコロでカーペットの掃除を手伝っています。
そんな役員へは良い話もそうでない話も常に社内の情報が集まります。あえて聞かなくても社員の側から話に来るんです。
私はその役員を見て学びました。「笑顔」も「挨拶や声掛け」も相手より先に行うことが大事なんだと。それから実践するように心がけています。
不思議なことに、笑顔も長く実践していると自然にできるようになります。人と目が合うと条件反射で口角が上がるようになるものです。
これも「noteの投稿」と同じで続けることで習慣になるんですね。
「習慣になるまで実践する」
これが大切なんです。
でも、実践の大切さを知りながら途中で失敗することも良くある話です。
しかしそこで諦めなければ失敗で終わりません。気持ちを切り替えてリスタートをすればいいだけなんです。
私もここでリスタートすることをひとつ報告します。
月末を目途に20日から始めていた「グルテンダイエット」なんですが、習慣にするどころか一向に進んでいません。
敗因は「食事は自分一人の意志では達成できない」ってことです。
職場の同僚と一緒に昼食に行く際、ラーメン屋に入ることはよくあること。自分だけが食べないわけにもいきません。国民食と言われるラーメンを苦手だとする人はいません。「うまい、早い、安い」の三拍子からつい食べてしまうんです。
自宅の食事でも同様です。グルテンフリーの食事にも限界があります。
元来好き嫌いのない私は出されたものを残すことが出来ない性分です。小麦の使われていない食品だけで食事を済ますことはやはり困難でした。
何れにしても、すべて私の言い訳に過ぎません。
次は一緒に取り組んでくれる同僚をみつけ、家庭内では家内を巻き込んで再チャレンジしてみたいと思います。
いやぁ、実践は難しいですね。
みなさんは如何お考えでしょうか。