こんにちは。ぼーんぐんです。
みなさん「膵臓」って漢字読めますか。
はい。「すいぞう」正解です。
ではこの膵臓、体のどこの場所にあって、どんな働きをする臓器か人に説明できるでしょうか。
私は出来ません。人への説明はおろか、「すいぞう」という漢字すら書けません。ダメですね。
膵臓とは、お腹の真ん中のやや背中側で、胃の後ろ側に位置します。
膵臓の役割は、血糖値を調節するインスリンやグルカゴンなどのホルモンを分泌する内分泌機能と、十二指腸へ消化酵素を分泌し、食べ物を消化させる外分泌機能の働きを担っています。
少し賢くなりました。
先日私は初めてのMRIの経験をする投稿をしましたが、実は昨日その検診結果の説明があったのです。
その結果、気にしていた肝臓に大きな異常はなく、全く気にも留めてなかった膵臓に問題があったんです。
私は医療関係者ではありませんから、各臓器について専門的な知識は持ち合わせていません。ですから、膵臓に異常と言われても何を質問して良いのやら検討がつきません。
途端に不安になってきました。
また、説明する側の"かかりつけ医"も不安です。小児科内科ですから深い知識がないようです。私への説明は、先日MRI検査をした中核病院の診断書を読み上げるだけの形式的なものに終始しました。
病名は「分岐型IPMN」。”できもの”がある様です。
私は病名を忘れまいと繰り返し唱えると共に、最悪を想定した質問をします。
「悪くなるとどうなりますか。その割合は?」
先生曰く、
「悪性ならば膵臓がん。でも割合はそれほど高くありません。今後定期的にMRI検診を行なって経過を見ていきましょう」とやはり形式的な説明です。
しかも、説明の際の先生の行動がさらに私の不信を生みました。
実は、私にとっては不安いっぱいの説明中に、先生は3度も中断して、受付に来られた他の患者さんの用件に答えているのです。
その中断時間がとても長い。
パソコンからモニター画面に映し出されたMRI画像が、時間が経ち過ぎスクリーンセーバーロックするほどの待ち時間が数回です。
とても酷いものです。
私の「不安」がやがて先生への「不信」に変わったのは言うまでもありません。
席の戻られた先生に、他の専門病院への紹介状を申し出ました。
地域医療の重要性を言われて久しいですが、私は”かかりつけ医”の選択を残念ながら誤った様です。
まずは目の前の患者の気持ちに寄り添い不安を解消してくれる姿勢を示してくれるような、そんな”かかりつけ医”を選び直したいと思います。
基本的に患者は無知なんです。医療の専門知識は持ち合わせていません。
体に不調を生じたら「何が問題で」「どう解決すべきなのか」「そのために何をすれば良いのか」順を追って納得させてほしいのです。
目の前の患者である私の質問を途中で遮り、デスク横にある電話機から他の患者の指示をするのは患者を軽視し向き合っていない証拠です。
振り返って私たちはどうでしょうか。
私たちの職場でお客様へ向き合う姿勢はどうでしょうか。知らない間に不信を持たれる行動をしてはいないでしょうか。
いつも懇意にしているお客様だから、多少の我儘なら許されると勝手な思い込みをした行動はしていませんか。
既存先だからこそ、長い付き合いをしているからこそ、細心の注意を払い「不の解消」に向き合いたいものです。
お客様と約束した「品質」や「納期」そして「コスト」を自社都合で違えることがあってはなりません。
常に新規獲得した際の熱意を持ち続けていたいものです。
私は”かかりつけ医”と長年の付き合いがあります。昨年代替わりした二代目院長先生は、先代から何年も通っている私への甘えがあったのかもしれません。
しかし私の中で一旦芽生えた今回の「不信」は簡単には消えません。
そして最近、病院で見かける患者さんの顔ぶれが変わってきたのも、実はこの辺りに原因があるようです。
診察終わりに二代目院長先生から声をかけられました。
「紹介状を書きますからご希望の病院を教えてくださいね。自宅に帰って、ご自身でネットを使って探して下さいね」
「・・・」
病院現場の働き方改革でしょうか。それともZ世代の先生方が効率化を求めて患者へこのような声掛けをするのでしょうか。
やはり別の「かかりつけ医」を探すことにします。
みなさんは如何お考えでしょうか。