ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

二重構造の胃袋はありませんか

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

みなさんの職場では何月に健康診断をなさいますか。

 

健康診断の実施は企業の義務ですが、何月に実施するかは決められていません。それでも多くの会社は5月に行うところが多いでしょう。そして結果は一月後ですから間もなくお手元に届くころです。

 

そこで気になるのがメタボ診断結果です。

 

おなか周りを計測されて基準値を超えてしまいますといよいよメタボさんの仲間入り。メタボデビューです。

 

メタボになりますと食事の量、糖質の量を制限されてしまいます。

 

そして糖質を制限するために、ご飯の量を減らすように医者から指導されますが、減らした事がストレスとなり、逆にドカ食いしてしまったり、甘いお菓子に手が伸びてしまいがちです。

 

メタボの現実を突きつけられても、なかなか食べる量を減らすのは難しいことでです。

 

しかし今日はそんな方へ朗報なんです。

 

今まで通りご飯を食べても糖質が大幅にカットされる、夢の炊飯器が販売されていたのです。

 

その名も「糖質カット炊飯器」。

 

みなさんごは存じだったでしょうか。

 

今日は”糖質カット”をテーマにお送りしますので、最後までお付き合い下さい

 

 

ひとは年齢を重ねるにつれて基礎代謝の量が減ってまいります。

 

いつまでも20代の頃と同じように食べていますと体に余分な脂肪がついてしまうのです。そしてこの脂肪のもとになるのが”糖質”なんです。

 

「肥満は万病のもと」といいます。

 

肥満は糖尿病、高血圧症、高脂血症高尿酸血症と関連し、心臓の病気、脳卒中、足の血管の閉塞や特定の癌、膝関節症などの原因になっていることが指摘されています。

 

肥満を改善することは、これら健康障害の発症を予防する上で極めて重要なことなのです。

 

しかし分かっていても減らせないのが”糖質”ですよね。

 

ですから、その糖質の代表格である”お米の糖質”をカットしてくれる炊飯器は大変魅力的なんです。

 

「糖質カット炊飯器」は炊飯時にお米の表面に付着するでんぷんを落として糖質を減らす仕組みなんです。

 

炊飯窯が二重構造になっていて、炊飯時にお米から水に溶けだした糖を水ごと捨ててしまうことで糖質を減らすんです。そして、水がなくなった窯には別の水を給水してその後は蒸すように炊飯するんです。

 

画期的ですよね。

 

しかし糖質をカットしたご飯で満足できるのでしょうか。

 

かつて禁煙に取り組んでいた職場の同僚に聞いたことがあります。

 

喫煙者の血中のニコチン濃度は、その人のタバコへの依存の程度に応じて、だいたい決まっているというのです。

 

ですから「禁煙」を徐々に始めようと、ニコチンの少ないタバコに切り替えても、ニコチンの血中濃度を常に自分にあったレベルに維持しようとする”体の機能”が働くんだそうです。

 

・無意識のうちに吸う本数が増える

・吸うピッチが速くなる

・深く吸い込むようになる

・タバコを根元まで吸ってしまう

 

このような行動をしがちなんですね。

 

つまり、禁煙者がニコチンの少ないタバコに切り替えても、ニコチン、タール量は変わらないといわれているんです。

 

では”糖質”はどうなんでしょうか。

 

”糖質”にニコチンのような中毒性があるのであれば、その人の糖質への依存の程度に応じて、維持しようとする体の機能が働くんではないのでしょうか。

 

結局、「禁煙」も「過食」も中途半端ではなくスパッと止める事が一番良いということですね。

 

「それが出来りゃ苦労はないよ」

 

あぁ、ひとの”胃袋が二重構造”になっていて、食べた後に必要な栄養素以外を自動的に排出するような機械のような体にならないものか・・。

 

それにはメーテルとともに「銀河鉄道999号」に乗り、アンドロメダ星雲への旅に出るしかありませんね。