ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

冬の香り

こんにちは。ぼーんぐんです。

 


ここ数日の朝は特に冷えて体に堪えますね。

 


ゴミ出しにも厚着をしなくては外には出られません。今年の冬は寒いのでしょうか。

 


とは言っても毎日の出勤に私はまだコートを着ていません。パッチも履いてないんです。

 


立派でしょう?

 


本心は着たいんです。

 


でも私の準備が悪くてまだ箪笥の中。昨シーズンのクリーニング袋をかけたままなんです。

 


着るにしても少し外に干して風を通したいところです。またどうせなら週明けからとか、キリの良いタイミングで着はじめたいんです。

 


みなさんはそんな事考えませんか。

 


新しい服を買ったり、新しい靴を買ったりして初めてデビューする日は"月はじめ"とか"週はじめ"からにしたい。みたいな感覚です。

 


私の感覚が古いんですかね。いずれにせよ今年のコートデビューはそうしたいんです。

 


しかし流石にコート無しの出勤では寒いので、ワイシャツの上に長袖フリースを着込むことにしました。

 


更にその上からスーツの上着を着て出勤しますから上半身の窮屈さは半端ありません。

 


腕も曲がらないほどパンパン!

 


まるでお前はベイマックスか、ミシュランマンかと陰口を叩かれる雰囲気を出しています。

 


今週残り木、金の2日間はこれで笑いを提供してきます。

 


私がいつまでもこんな調子、こんな意識で暮らしていますから、家の中の暖房器具にも実は納得いかないところがあります。

 


みなさん家の主力の暖房器具は何でしょうか。

 

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我が家はもっぱら床暖とエアコンなんです。

 


でもこれでは冬らしくありませんよね。スマートすぎやしませんか。

 


冬は「石油ストーブ」と「コタツ」と昔から決まったもんです。

 


灯油缶の蓋をペコっと開けて、"シュポシュポ"を中に差し込んで、頭の部分をペコペコ押して給油をするんです。

 


覚えてますか。

 


給油が済んだらマッチを擦って点火です。上手くいけば徐々に火がつきはじめ炎が大きく燃え上がってきます。そして適当な火力まで調整したら出来上がり。

 


マッチ臭と石油ストーブの独特の香りが私の知る冬の香りです。懐かしいですね。

 


ストーブの上にはヤカンを乗せて加湿です。よく考えられています。

 


石油ストーブの赤い炎の揺らぎには癒し効果があるのかもしれません。見ていて飽きません。ほっこりするんです。

 


冬場のコタツも最強です。

 


タツの中に入る前は必要なものは全て揃えておくことをお勧めします。テレビのリモコン、雑誌、湯呑み、ミカン、ほかは大丈夫ですか。

 


一度コタツに入ったら最後、もう出ることが億劫になりますからね。枕なんかを持ち込んでゴロリと転がり肩までスッポリ入ったならもう翌朝まで目覚めない自信があります。

 


気持ちがいいんです。

 


またコタツにはこんな楽しみ方もあります。

 


タツの天板をひっくり返すと家庭内のイベントスペースになるんです。

 


少し起毛した緑の天板はトランプで楽しんでも良し、花札百人一首を楽しんでも良いように工夫されています。

 


マージャンやドンジャラ、人生ゲームで盛り上がっても結構。最適なステージになるんです。

 


こんな素敵なコタツを今はどれだけの家庭で活用しているのでしょうね。気になるところです。

 


現代はコンパクトなスマートフォンで何でもできると思いがちですが実はそうではありません。

 


スマートフォンではアナログならではの家族共通の思い出ができ辛いからです。

 


今年もあと二週間もすると年末年始の連休に突入します。

 


連休中みなさんはどこに集いどんな思い出をお作りになりますか。

 


願わくば赤く燃える石油ストーブ、居心地の良いコタツを中心とした場所で家族と共に紅白を観て過ごしたいものです。