ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

phチェック!メダカのビオトープ

こんにちは。ぼーんぐんです。

 


先日の雨とその後の強風で折角咲いた桜の花はすっかり散ってしまいましたね。みなさんは桜が散る前に花見をなさいましたか。

 

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私は通勤途中や近くの公園で見ました。今年もとっても奇麗でした。

 


これからは選手交代です。桜の次は自分の番だとばかりに他の草木が一斉に競う様に咲き始めました。

 


我が家では”フジ”の花が咲き始めました。

 


黒龍フジという八重咲きのフジなんですが、実は先月植え替えをしたので咲くかどうか心配していたんです。立派に咲いてホッと一安心です。

 


またフジの隣には”牡丹”が蕾を大きく膨らませて出番を待っています。さらに視線を落として足元を見ると”シラン”が、そして見上げれば”ハナミヅキ”が咲いています。

 


玄関先のモミジも柔らかな葉を広げ始めています。

 


春はいいですね。みんな新鮮!とにかくフレッシュです。

 


先週は通勤電車でもフレッシュな春を感じました。

 


パリッとしたスーツにきびきびした動作。そうです新入社員の皆さんです。

 


時おり会話の中で聞こえてくる地方出身を感じる言葉のイントネーションに気持ちが緩みます。新入社員の皆さんおめでとうございます。

 


職場によっては三年ぶりのマスクの着用緩和で、新入社員のなかには”素の顔”を出すことに戸惑う方もいるでしょうね。しかし環境の変化は何歳になっても戸惑うものですから自分だけじゃないと考えて慣れるまで暫く我慢ですね。

 


さて、先月より育てているメダカのメーちゃんは今日もビオトープで元気に泳いでエサを食べています。

 

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考えてみればメーちゃんも環境変化に我慢しているのかもしれません。

 


いままで飼育されていた場所から我が家に来ることで、住む場所も、エサも、泳ぐ水も何もかも変わってしまっているのですから。

 


そして先日の雨です。

 


三日降り続き大量の雨水がビオトープにも入っている筈です。水質の変化に戸惑っている事でしょう。

 


雨水は酸性です。酸性雨がメダカの住むビオトープの環境を劣化させているに違いないと心配になります。

 


「どれくらい酸性になっているんだろう」ふと疑問に思いました。

 


小学生の頃の理科の実験では先生からリトマス試験紙が配られて、ビーカーに入った水溶液が酸性なのかアルカリ性なのか測定した記憶があります。しかし普通の家庭でリトマス試験紙を常備しているところなどありません。

 


ビオトープのphチェックなど出来ません。

 


ほかにリトマス試験紙のように簡単に水質を調べる手段はないものかとネットを探していますと「phメーター」なるものを見つけました。

 


「phメーター」とは文字通りphを測定する装置です。装置の先端を測定したい水に突っ込めば数値が表示されます。

 


通常中性はph7。アルカリ性はph7を超える値を示し、酸性はph7未満の値として把握できるのです。「どんなものでも売ってるんだなぁ」と感心しながら入手。早速を測定してみることにしました。

 


さて我が家のビオトープのph結果はどうだったと思いますか。

 


私の測定前の予想では、先日の雨が大量に入っている状況から酸性に大きく傾いていてので「ph6ぐらいかな?」と思っていました。

 


ところが意外な結果になりました。なんと真逆の「ph9」だったんです。

 

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「えっーーどういうこっちゃねん。めっちゃアルカリ性でんがな!」

 


頭の中が混乱する中、まさかと思い汲み置きの大阪市の水道水を測定してみると結果は、”ph7.8”。

 

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そうなんです。私の勝手な思い込みで、家庭の上水道はきっとph7の中性に調整されて提供されている水なんだどうと思っていたんですが違うみたいです。大阪市の提供水はもとからアルカリ性だったんですね。

 


しかしその水道水の汲み置き水をベースにしているビオトープの水が、さらにアルカリ性に傾かせる原因はなんなんでしょうか。

 


もう私にはよくわかりません。

 


またメダカの好むph環境もネット検索してみると様々な書き込みがあります。

 


「中性に近いほど良い」と書かれていたり「少しアルカリ性のほうが元気」と書かれていたりと一定ではないんです。

 


結果、これらから分かったことをまとめると、

 


上水道は中性ではない(市町村によって異なる)
酸性雨は恐れる程ではない
・メダカの好むph環境は多様(phを極端に変化させない事)

 


といった感じですね。今のビオトープの値ph9はもう少し下げたいところですが、それは今後の研究課題にします。

 


そして朗報!?をひとつ。

 


ph測定中に人工産卵床に卵らしきものを発見しました。(パチパチ)

 

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でもこれが卵なのかどうかは不明です。実物を見たことがないもので疑問も残りますが一応卵だと信じて別容器に隔離しておきました。

 


ゾウリムシの準備は万全ですからあとはメダカの稚魚(針子)の誕生を待つだけです。

 


いよいよですね。これから一週間は卵の観察が楽しみです。

 


今日も新しい発見にワクワクが止まらないぼーんぐんでした。