ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

達人

こんにちは。ぼーんぐんです。

 


どこの職場にも必ず「達人」と呼ばれる人がいます。周りの人から一目置かれる特殊な技術を持った人のことです。

 


みなさんの職場にもいませんか。

 

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うちの職場の達人は25歳の女性です。

 


新卒採用の3年目。採用時の彼女は目立たない今どきの子でした。

 


しかし総務に配属されるや否や持って生まれた才能が開花したんですね。人には真似のできない達人技を習得していったんです。

 


しかし彼女には特に師匠がいるわけではありませんし、能力アップ啓発セミナーに通っていたわけでもなさそうです。

 


ただただ毎日、地道な総務業務の経験を積み重ねるに従って身につけたようです。

 


彼女は学生時代から一夜漬けには自信があったようです。昔からここ一番の集中力と類稀なる記憶力があったんですね。

 


その一夜漬けの力を職場で発揮したのはメモの取れない商談の場でした。営業の聞き漏らした内容も横に座る彼女の頭のメモ用紙でカバー出来たんです。

 


また彼女が出席した打ち合わせには議事録担当は不要です。打ち合わせ後に彼女の作った資料には、要点がシンプルにまとまっていると皆に好評で曖昧になりがちな積み残しの課題もポイントを整理してクリアーになっています。

 


しかし彼女の達人技はこれではありません。

 


彼女の達人技は「音を聞き分ける」力なんです。

 


例えば、階段を降りて総務課に向かってくる人が誰なのかを足音で当ててしまいます。また足の運び方で用件の緊急度も察知してしまいます。

 


凄いですよね。

 


さらに電話の音も誰からなのか言い当てます。

 


誰よりも早くコンマ5秒で受話器を取り的確に要件に応えてるんです。

 


彼女曰く、電話の呼び出し音が微妙に違うんだそうですが、職場のデスクに置かれている固定電話は従業員皆同じ。発信元による呼び出し音の変更設定はありません。

 


よくテレビでは、飼い猫がヒトの言葉を使って飼い主に話しかけてくると言った類の動画を見ることがありますが、私には「ニャー」にしか聞こえず同意できないでいるんです。

 


ですがきっと飼い主には言葉が通じるんですね。同じように職場で日に何本も電話応対すると違いが分かってくるのかもしれません。

 


あっと驚く達人芸は毎日の積み重ねなんですね。

 


寿司の職人がシャリの量を一回で同じグラム数摘むことができるもの、ハンバーガーチェーンのお姉さんが決まった時間で商品を提供してくれるのも、積み重ねなんです。

 


さあ、みなさんは如何ですか。

 


人には負けない達人芸をお持ちでしょうか。