ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

対人恐怖症の予防法

こんにちは。ぼーんぐんです。

昨日「2人きりが苦手な悩み相談(対人恐怖症)」をテーマにした明石家さんまさんの番組を見ました。

最近は特に若い方に「対人恐怖症」の症状を訴える方が増えているらしいのです。対人恐怖症とは、他人の注目を浴びる可能性のある社交場面での著しい恐怖や不安を言います。

「番組では2人きりで話をすることが苦手ではありませんか」の問いに、

2人きりになると「何を話していいか分からなくなる」「大勢の時と1対1では全然違う自分になる」「3人以上じゃないと苦手」など日常生活の中で2人きりというシチュエーションになると大変辛いという芸能人の意見が飛び交っていました。

おしゃべりが上手で話題豊富な芸能人の方でも悩みがあるんだと不思議に思いましたが、みなさんは人との関わりは大丈夫でしょうか。

実は、世間では対人恐怖症の症状のある方は2割程度いるといわれるほどポピュラーな病気ですね。しかし、いざご自身が発症すると仕事に行くのも苦痛になったり、体の緊張や震えで日常生活もままならなくなりますから用心しなければなりません。

ではここで少し対人恐怖症と言われる症状を10ケースほど紹介しますのでご自身に照らし合わせてチェックしてみてください。

・学校や職場で自分だけが孤立したように感じる。他人とのつきあい方やコミュニケーションの方法がわからなかったり、他人の存在を過剰に意識して緊張感をもつ。

・人に注目される場面では、過剰に意識したり人が集まる場所を避けたりする。また注目されると顔が赤らんだり大量の発汗がある。

・朝礼や会議などでスピーチをする際、頭が真っ白になり声が出なかったり、不安で声が震えたりして強いプレッシャーを感じる。

・電話の応対を他の人に聞かれていると思うと、胸が高鳴り電話をとっても言葉が出なくなる。

・食べているところを他人に見られると緊張して、うまく食べられない。

・人が自分に注目して噂をしている気がする。常に自分の行動を観察されているようで落ち着かない。他人の視線が怖く感じる。

・人前で字を書こうとすると、手が震えて書くことがむずかしくなる。

・職場で来客にお茶を出そうとすると手が震えてしまい上手く出せない。人と接する場面では体が震えてしまったりする。

・会議中おなかが鳴るのではと心配でたまらなくなる。

・自分の体のにおいが人にいやな思いをさせているのではないかと気になり人との接触を避ける。

如何でしょうか。幾つ当てはまりましたか。

人は誰でも慣れない環境に身を置くと、自信の無さから必要以上に緊張してしまうものです。そこで普段以上の力を出そうとすればするほど空回りをしてしまい上手くいかないものなんです。

社会人経験も長くなりますと徐々に場に溶け込む技術を覚えるものですが、それでも時として不安に襲われたりします。

不意に緊張に襲われたときは「自分だけではないんだ。相手も同じなんだ」と理解して一度深呼吸してみる事です。緊張を和らげる行動をしましょう。

そして必要以上に自分を大きく見せようとせず、等身大の自分をさらけ出すことが出来たなら、もうなにも臆することはないのです。

対人恐怖症の予防法を、私たちは小学生の時に習っています。

ほらあれです。

お友達を作るときには「自分から笑顔で元気に挨拶をする」んでしたよね。

職場に行ったり人と出会ったりしたら、まず大きな声で自分から挨拶をしてみましょう。相手に先んじて笑顔で挨拶できたなら、きっと余計な緊張はなくなりますから。

みなさんは如何お考えでしょうか。