ぼーんぐん。ものがたり

日常の暮らしの中で感じる心持ちをつぶやきます。

必見!何にでも効く「万能薬」を教えます

こんにちは。ぼーんぐんです。

 

昔から家庭には万能薬がありました。

 

おばあちゃんの知恵袋的なアレです。

 

なんか理屈は分からないもののおばあちゃんが言ってるから確かなんです。

 

ほら、みなさんのご家庭にも万能薬があるのではないでしょうか。

 

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例えば、熱い鍋に触れて指に軽い火傷をされた時。どうされますか。

 

我が家では、庭からアロエの葉を折ってきて、火傷の箇所にアロエの果肉を塗るんです。

 

独特のヌルっとした感触で痛みが和らぐ気がします。

 

「あぁ気持ちいい」

 

また人から聞いた話では、患部に味噌を塗ったり、ハチミツを塗ったり、キャベツの葉っぱを使う家庭もあるようです。

 

色んな知恵があるんですね。

 

もちろんこれらはすべて民間療法ですが、馬鹿にはできません。

 

アロエのゲルや、蜂蜜には、傷を治す作用や抗菌作用、そして抗酸化作用があるんだそうです。

 

また、民間療法ではありませんが、昔から頼りになる万能薬の代表選手といえば「正露丸」ですよね。

 

そうです、黒い球状のアレ。

 

学校なんかで使ったら部屋中に独特の匂いが漂い「誰や正露丸のんだやろ」って速攻でバレます。

 

本来正露丸は腹痛薬。お腹の具合の良くない時に飲んで対処しますが、それだけではありません。

 

歯の痛みに対しても詰めて使うこともできます。

 

正露丸は粘土くらいの固さですから、痛みのある患部に押し込むとそのまま詰めることが出来るんですね。

 

正露丸には、腸の運動をマヒさせて下痢を止めたり腹痛を感じなくさせる成分が入っています。虫歯に詰めると痛みがなくなるのも同じ原理だそうです。

 

しかし過信してはいけません。

 

アロエには感染症の問題があったり、かぶれたりする可能性がありますし、正露丸も多用したり常用しますと腸が壊死したり、腎不全などの症状も出るといいますから注意が必要なんです。

 

やはり痛みが続くようでしたら医療機関への受診がお勧めです。

 

よく効く薬も使い方間違ったら、長い目で見て回復を遅らせるどころか逆に症状を悪化させてしまうことにもなる。

 

そのように心得るべきですね。

 

特に辛さを誤魔化したり、無理をするために使ったり、周りの人に症状を隠すために使用することは逆効果ですからダメですね。

 

辛い症状は「体」だけではなく、時に「心」にも出ます。

 

そして「心」の万能薬である「言葉」に頼って胡麻化そうとします。

 

「大丈夫」

 

この言葉を多用する方はおられませんか。

 

「人を励ます時」「不安な自分を落ち着かせる時」など、心の万能薬として効果がありますが、常用することは良くありません。

 

「人に心配掛けないように」とか「自分の弱いところを隠して強い自分を装う」ことに使っていますと、後でもっと迷惑をかけることにもなるんです。

 

人に自分の弱さを見せないように強がる事は本当の強さではありません。また、大変な時に弱音吐くのも弱いわけではないのです。

 

逆に心が弱って悩んだ時には、もっと人に頼ればいいんです。

 

どんな時も決してひとりではありません。いやひとりで解決できるほど世の中は単純ではないんです。

 

「みんな一緒、お互い様」

 

辛さを隠すために言葉や薬に頼るのではなく、自分の弱さを受け入れる事、また人の弱さも認める事が大事なんですね。

 

世の中で人を一番ダメにするのは何だと思いますか。

 

それは「貧しさ」や「痛み」ではなく「孤独なんだ」と教えていただいたことがあります。本当にそうだと思います。

 

強情や意地っ張りだけではやがて心が折れてしまいます。

 

強風にも柳のように風を受け流す「しなやかさ」や「ゆるさ」を身に着けたいものですね。

 

みなさんは如何お考えでしょうか。