こんにちは。ぼーんぐんです。
町の中にもSNSの世界も最近「コラおじさん」が多いですね。
・駅前の違法駐輪
・タバコのポイ捨て
・行列の横入り
など
許せないのでしょうね。どこからともなく「コラおじさん」が登場して違反者を正してくれています。
先日も昔ながらの商店街に美味しい魚を買いに出かけますと賑やかな声が聞こえてきました。
「コラッ、自転車降りろ!」「おい、お前!」
商店街の中を自転車に乗ったまま通ろうとするおばさんを怒鳴り散らしているおじさんがいました。
確かに商店街の入り口にも掲示している通り、基本自転車は降りて押して歩かないといけません。
しかし「普通に注意したらいいのに」と思いました。
これでは「商店街の通行人の安全を守る」ことが目的ではなくて、ただおじさんが「怒りたいだけ」にも聞こえてしまいます。
怒るって感情は自分の身を守ったり、被害を受けたストレスを軽減するために必要な感情だと思いますが、それが目的になったら結局誰のためにもなりませんよね。
我が身を振り返れば、職場や家庭内で同じことしていませんか。
部下に頼んでおいた仕事が期限になっても提出されない。こんな時、部下を呼びつけて「業務の期限は守りなさい」と怒ったり、
子どもの帰宅が遅いことにイライラし、帰って来た子の顔を見るなり「何時だと思っているんだ」「一体どこに行っていたの」と頭ごなしに怒鳴りつけること・・・あるあるですね。
上司の場合「部下への期待がかなわず悲しい」、あるいは「段取りが狂って困った」という気持ちが怒りの源泉です。また親御さんは子どもに「何かあったのではないかと心配だった」。
そんな気持ちが働いているのです。
頭ごなしに怒鳴る前に何故怒るのか、自分が感じていることを相手に伝える事が重要なんです。
怒りは薬と同じで間違った使い方をしていたら怒りによる副作用が強いし、怒りの常習性もあるといいます。
いつも怒鳴っている人は、本当に怒らないといけないときには相手が慣れてしまっていて効果が薄くなるものです。
SNSを閲覧していましても怒り中毒の人を見かけます。
ただ怒りたいがために必死でネタを探してる人ですが、自分の行動に気付かないといけませんね。
怒りは口にする前に「何故自分が怒っているのか」「怒る相手とタイミングを間違えていないか」と考えるべきです。
怒ってばかりでは体に良くありません。
また怒ることで人は自分から離れていくものです。
本人は良かれと思ってしている行為が、逆に相手や周囲から憎まれる結果になってはもったいないですからね。
みなさんは如何お考えでしょうか。